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【ワンオペ育児】子供に対して愛情も関心もない父親がいる。家族として信頼関係を築く努力を放棄したら、家族にはなれない

子供がいる男性は肝に命じて欲しい。

妻にワンオペ育児を押し付け、今は仕事を優先にして自分の仕事が落ち着いた時に子供に向き合えばいいと思っていたら大間違いです。

「三つ子の魂百まで」と言いますが、子供は幼い頃から父親の姿をちゃんと見ています。

そして、幼い頃から家庭を顧みなかったような父親には、子供は成長したら見向きもしてくれなくなります。

父親が子供や家族に向き合うべきなのは、仕事が落ち着くいつかではなく、「今」なのです。

今回は、わたしの過酷なワンオペ育児の体験談をお伝えします。

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育児の一番大変な時に私の家族はいなかった


旦那は自分のやりたいことが最優先だから、子供は必要ないし子供に数ヶ月間会わなくてもいいんだそうです。

わたしは母親になってから一瞬たりとも、子供がいないことを前提に物事を考えたことはありません。

育児と両立させることを前提とした上で、仕事もすきま時間も何もかも、人生の全てを考えています。

父親って何なのだろうと疑問に思います。父親と母親って同じ「親」ではないのでしょうか。

旦那は仕事に集中したいらしく、来年の3月までの半年くらい、もしくはそれ以降も子供達と顔をあわせる時間はないそうです。

もともと母子家庭のような状況で育児をしてきましたが、「いま仕事が大変だから仕事に集中するためには子供たちはいらない」と言われたのがショックで、悲しすぎて、落ち込んでいます。

言葉はとても大事です。一つの言葉が人を救うこともあれば、打ちのめすほどの破壊力を持つこともあります。

本当に子供たちが可哀想に思えてしまい、子供の寝顔を見ながら声を出さずに泣きました。

子供たちは「パパと遊びたい」とも「パパはどこ?」とも言いませんし、パパのパの字も口にしません。

父親が育児に関わらなくても子どもは育ちますが、子どもの心を思うと不安です。

もし「家族」の定義が、大変な時に助け合い支え合う最も身近な存在であるならば、育児の一番大変な時に私の家族はいなかったのだと言えます。

あまりに不平等な父親と母親の役割


父親は自分のお腹を痛めて子供を産むわけでもなく、母乳をあげることもできません。極論を言えば、「この子はあなたの子供です」と言われなければ、男性は我が子を認識することさえできません。

それに対して、女性は10ヶ月間自分の体内で赤ちゃんを育てて胎動を感じたりするので、自分が母親になるという自覚は少しずつ芽生えます。でも、その間、父親だって同じだけの “父親になる準備期間” がありますよね?

自分の子供が生まれるまでの準備期間を他人事のように考えて何もしなければ、そりゃあ父性は芽生えないだろうし、その父性を育てる努力までも母親の役割といわれるのは甚だ疑問です。

父親は自ら意識して子供と接する時間を持ち、子供に関心をもたない限り、父性を育てることは出来ないでしょう。

うちの旦那は仕事が多忙というより、自ら仕事に没頭するワーカホリックです。

ワーカホリックとは、生活のために仕事をするのではなく、私生活の多くを犠牲にしてでも仕事のために生きるという仕事中毒の状態のことを言います。

要は、仕事が大好きなんです。仕事がしたくてもできない方のことを思えば、幸せなことだと思います。

でも、我が子に関心がないというのは、正直、悲しいことです。

甥っ子たちの面倒見はいいので、親戚や友人には「子供が生まれたら良いパパになるね」と言われていましたが、

自分の子供が生まれてもワーカホリックであることや生活に変化はありませんでした。

ついつい人は「◯◯したら変わるはず」と期待してしまうものですが、性格や考え方はちょっとやそっとじゃ変わりません。

当時、東京都内の夫の会社からさいたま市内の自宅までは電車で片道48分。

旦那は単身赴任でもないのに通勤圏内の自宅に帰って来ず、深夜まで仕事をして会社近くのホテルで寝るという生活です。

仕事だけではなく、自由に友人と飲みに行ったり、朝までカラオケをしたり、まるで独身男性のような生活を送っていました。

母親は子供が生まれた途端に生活のすべてが一変して24時間身動きが取れなくなりますが、父親はまるで独身の頃と変わらない自由があるという現実。

母親の役割と父親の役割は違うということは理解はできるものの、あまりにも不平等に思えて仕方がありませんでした。

今、約8割の母子家庭が養育費をきちんともらえていない、つまり父親の「逃げ得」がまかり通っているのが日本の現実です。未払いの養育費がある方は、ぜひ専門弁護士による代理請求サービスを利用してください。

過酷なワンオペ育児


わたしは24歳で第一子の息子を出産しました。

実家は遠く、結婚してから新しく移り住んだ土地で友達もいない、全く思う通りにいかない初めての育児。

さらに息子は、酷いアトピー性皮膚炎があり、四六時中、体を搔きむしり続けました。

生まれつき片目が見えていない不同視弱視という障害があることもわかりました。

母乳以外は飲んでくれず、昼も夜も関係なく1~2時間おきにおっぱいを欲しがり、卒乳した1歳7ヶ月まで3時間以上ぐっすりと寝たことはなかったです。

旦那は帰ってきません。そのうえ、わたしが出産して母親になってからは、旦那から女性として見られなくなりました。

まったく愛情を感じず、旦那は外に好きな人がいるんじゃないかと疑いたくなる数々の出来事もありました。

旦那と連絡さえほとんど取れない日々の中での育児。ひたすら孤独だったことが一番辛かったのを覚えています。

産後うつになり、死のうとした経験をブログに書きました。もしよかったら読んでください。

まさに「ワンオペ育児」です。

ワンオペとは、外食チェーン店などが人手不足の時間帯に従業員を1人しか置かず、1人の従業員に全ての労働をこなさせるというワン・オペレーションの略です。

ワンオペは、ブラック企業の実態として2014年ころ社会問題となりました。

長時間休憩を取ることもできずに1人ですべての業務をこなすワンオペ労働は、育児や家事をすべて1人で背負っている母親の実態に似ています。

そのことから、インターネット上で「ワンオペ育児」という言葉が生まれたのです。

ワンオペ育児の孤独を救ってくれたベビーシッター


ワンオペ育児という言葉がインターネット上で議論されるようになったことにより、母親の孤独育児が注目されつつあります。

議論されることは前進なので嬉しいものの、ワンオペ育児の解決策を紹介するWebサイトに「もっと夫を頼りましょう」と書いてあり、驚きました。

どこのアホ専門家がそんな解決策を思いついたのかわかりませんが、夫が頼れないからワンオペ育児になっているんです。

私が旦那にワンオペ育児の大変さを必死に伝えたら、「ハナエはなんでも1人でできるでしょ」と言われました。

そう言った旦那の表情を見て、きっと「1人じゃ何にもできない♡」と言って甘える女性がそばにいるんだろうと感じました。

女性の勘は鋭いものです。このような勘はだいたい当たってきたからです。

意図的に自分の能力の半分も出さず、努力をしようとせずに男性に甘えてばかりのブリっ子女は、殴りたくなります。

もし旦那が、近くにいるブリっ子女は助けなきゃいけないけど自分の妻のことは助けなくていいと思っているなら、絶望するほど悲しいです。

確かに、今まで母子家庭と変わらないような状況で子供たちを育ててきました。

でも、わたしだって同じ人間です。

1人でできるからやってきたのではなく、頼る人がいないから1人で歯を食いしばって子育てをせざるを得なかっただけです。

どうしようもなく辛い時も、向き合ってくれる人がいなかっただけです。

最近、セブでの移住生活を懐かしく愛おしく思い出します。

そもそも旦那に帰って来て欲しいと言われて、わたしたちはセブで築き上げた生活を捨てて帰国したんです。

セブに住んでいた頃、仕事が大変な時も、私生活で苦しくてしょうがない時も、いつも寄り添って助けてくれたシッター達は、本当の家族以上にわたしの家族でした。

子供がいる男性は肝に命じて欲しい


夫婦はもともと他人同士なので努力なくして絆は深まりません。

親子だって親子だからという理由で自動的に絆が深まるわけではありません。

家族として信頼関係を築くためには、お互いに努力が必要です。その努力を放棄してしまったら、親子だって「家族」にはなれないのです。

子供がいる男性は肝に命じて欲しい。妻にワンオペ育児を押し付け、今は仕事を優先にして自分の仕事が落ち着いた時に子供に向き合えばいいと思っていたら大間違いです。

「三つ子の魂百まで」と言いますが、子供は幼い頃から父親の姿をちゃんと見ています。

そして、幼い頃から家庭を顧みなかったような父親には、子供が成長したら見向きもしてくれなくなります。

父親が子供や家族に向き合うべきなのは、仕事が落ち着くいつかではなく、「今」なのです。

以上、親子留学カウンセラーのハナでした!

* * * * *

出産後の育児に疲れた、消えたい、産後うつで死にたい。わたしが初めての出産後、死のうとした経験について書いた記事はこちらです。もしよかったら読んでください。

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コメント

  • コメント (10)

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    • ASOU
    • 2017年 5月 26日

    英恵さん初めまして。
    「子供に愛情ない旦那」と検索して辿り着きました。
    こちらの記事を読ませて頂いてビックリ。我家と何もかもよく似ていて私の事かと思ってしまいました、、、
    うちにも2人の幼い子がいます。
    旦那の職場は車で45分位ですが朝早く夜遅く休みもあまり無いので職場の近くにワンルームを借りて寝泊まりしています。夫婦仲もあまり良くないので別居です。
    仕事が忙しいわりには毎晩飲み歩き好きな事して独身気分満喫しています。
    たまーに自宅に帰ってきても子供の相手するでもなくせっせとパチンコに行きます。
    育児の100%を私がしてきました。家事もです。旦那は自分の役目はお金を稼ぐ事だけだと思ってるようです。確かにそれはありがたいですが、1ヶ月位子供に会わなくても「子供はどうしてる?」の一言もありません。
    そんな旦那に嫌気がさしてきて離婚も考えてしまいます。
    ちなみに旦那に出会ったのは、私が海外で仕事をしていて日本に一時帰国した時です。そんなところまで似ていてコメントせずにはいられませんでした。

      • 英恵
      • 2017年 5月 27日

      ASOUさん、はじめまして。英恵です。
      コメントありがとうございます。

      本当にビックリするくらい同じような境遇ですね。
      あまりにもよく似ていて、ASOUさんの気持ちがとてもよくわかります。

      「旦那が我が子に愛情がない」ということは、とても悲しい現実ですよね。

      父親(夫)が育児に協力するかどうかは母親(妻)次第という人もいますが、
      どこまで母親にすべての責任をなすりつけたら気が済むのかと言いたいです。

      仕事でも育児でも家事でも
      自ら課題を見つけて解決、改善する努力をせずに
      できないこと・やらないことを他人のせいにするのはお門ちがいです。

      しかし、そんなことを言っても、人生は一度きり。
      家族とも呼べない他人の一挙一動に影響を受け
      マイナスの感情に支配されて一生を過ごすのでは、時間がもったいなさ過ぎます。

      「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」という有名な言葉があります。
      お互い、素敵な未来をつくっていきましょうね。

      ASOUさんが自分らしくキラキラと輝けますように。

        • ASOU
        • 2017年 5月 27日

        英恵さんお返事ありがとうございます。
        そうですね、おっしゃる通りだと思います。彼の一挙一動にいちいち振り回されたくありません。
        大変失礼ながら同じ境遇の方がいらっしゃると思うと何だか心強いです。(ごめんなさい、、、)
        自分の中でぐちゃぐちゃになっていた感情というか、腑に落ちない事もが英恵さんのこの記事に綺麗にまとめられていて凄くスッキリしました。
        これからもブログ拝読させて頂きます。

          • 英恵
          • 2017年 5月 27日

          ASOUさん、お返事ありがとうございます。

          私もです!同じ境遇の方がいらっしゃると思うと何だか心強いです。
          それに、私のブログを読んでスッキリしたと言っていただき嬉しいです。

          恥ずかしい過去をさらけ出すことに若干の抵抗はあったものの
          こうしてブログを書いてきて本当に良かったと、心から思います。

          これからもどうぞよろしくお願いいたします!

    • kei
    • 2017年 4月 27日

    「子供に関心がない夫」で検索して辿り着きました。
    愚痴を書かせてください。
    夫は野球がキチガイと言ってもいいくらい好きなので男の子が生まれたら
    とにかく野球をやらせたかったようで少年野球団に入れたんですね。
    ところがうちの子供はアスペルガー気味というか他人とコミュニケーションを取りながら
    何かをするというのが苦手で例えば守備のときに捕球して誰に投げていいのか
    判断できないんですね。
    ただしスポーツは好きなようなので結局のところ野球はやめてトライアスロンを始めたんですね。
    具体的には学校体育でトライアスロンをやっているところはないので水泳部と陸上競技部を
    掛け持ちしてバイクは個人的に練習してレースには個人で出場するって感じです。
    ところが夫は自分の子供がやっていることには一切関心を示さず休日に一人で清宮幸太郎とか
    見に野球場に行くわけですよ。
    そのくせ自分の子供のレースは応援に来たことはありません。
    これはもう子供が不憫でグレてしまう前に別れた方がいいと思って別れました。
    自分が思い描いたとおりの理想の息子像から外れたら、まるで息子が初めから存在しないかの
    ように扱う夫に心底疲れました。
    ネガティブなことばかり書いて申し訳ありません。

      • 英恵
      • 2017年 4月 28日

      keiさん、はじめまして。英恵です。
      ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

      keiさんも大変なご経験をされてきたのですね。
      本来であれば、子供にとって父親は頼りになり、強い絆を感じられる存在であってほしいものです。

      反対に、子供に対して愛情も関心さえもない父親、夫を持つということは、本当に悲しいですよね。

      我が子が自分の思い通りにいかなければそっぽを向くという態度は
      父親になりきれず、我が子を一人の人間として尊重できていないということです。

      子育ては、どんな理由があろうと、途中で「やーめた」なんて放り投げることはできません。
      子供を作るだけ作って、自分の都合で子供の存在を無視し、子育ての責任を放棄するような父親には怒りがこみ上げます。

      「逃げ得」をしている無責任な父親は、万引きなどの軽犯罪よりもよっぽど重罪なので逮捕すべきです。

      息子さんはすごいです!水泳部と陸上競技部を掛け持ちして、バイクを個人練習して、
      個人でトライアスロンのレースに出場をされるというのは、ものすごく体力も気力も根性も必要です。
      向上心が高く、チャレンジ精神に溢れた息子さんですね!

      素晴らしいお子さんに恵まれたことが何よりも最高の幸せです。
      keiさんと息子さんのご活躍を心よりお祈りしています。

    • yoshio
    • 2017年 2月 15日

    英恵さん
    お返事ありがとうございます。

    > 彼女からすると「頭が痛いならなんで言ってくれないんだろう?」
    これを見て、やっぱり自分勝手だったなと思いました。

    彼女の荷物がまだたくさんウチに残っているので、今夜を含め、しばらく泊まりながら片付けていくことになりました。

    もう一度よく話し合ってみます。英恵さんの言う通り、私もまだ彼女のことが好きです。だからこそ悩んでいました。

    価値観をすり合わせる努力をしてみます。ダメかもしれない、また自分勝手になってしまうかもしれない、とても怖いですが、やってみます。

    英恵さんのブログにコメントして良かったです。
    もう一度よく話し合ってみます。ありがとうございました。

      • 英恵
      • 2017年 2月 15日

      Yoshioさん、早速のお返事ありがとうございます。
      英恵さんのブログにコメントして良かった、という言葉をいただき本当に嬉しいです。
      私も、このブログを書いて良かった!と心から思います。

      人はどうでもいい人のことでは悩みません。
      逆に、大事な人のことになればなるほど、気持ちが高ぶったり、不安になったり、怖くなったりするものです。

      それでも、大事な人と向き合う、という決心をされたYoshioさんは素敵です。
      お二人にとって良い方向へ進めますように。陰ながら祈っています。

    • yoshio
    • 2017年 2月 15日

    初めまして。わたしは男性なのですが、近藤さんの女性として、母親としての意見に考えさせられました。私のいまの悩みに対し、近藤さんの意見をいただきたいです。

    わたしは同棲している彼女がいました。今朝、別れを告げました。

    別れを決めたわたしの気持ちは、彼女からの本当の心遣いが感じられない、と思ったからです。

    心遣いが感じられない場面、たとえば、たまにわたしがロキソニンを手に取り飲もうとしたとき、彼女は隣にいるのに、何も声を掛けてくれませんでした。声を掛けてほしいと言っても、頭痛いの?大丈夫?程度で十分です。

    家事が苦手なのは最初から言われていましたが、日々の夜ご飯は、スーパーで買ってくるお惣菜ばかりです。たまにブリの照り焼きやシチューを作ってくれます。

    洗濯は、たくさん溜まったあとに、1日に2回に分けてやる。
    バイトが早番のときでなければ、昼までグーグー寝てる。
    頭痛い、疲れた、愚痴を吐く。

    彼女は、精神的に病気を抱えており、打たれ弱いです。弱いながらも、頭の良い大学を出ているため、口達者です。わたしが何かを注意しても、巧く反抗され、なおさら腹が立ちます。可愛げを感じません。

    別れを告げた今朝、彼女は号泣しました。わたしはなぜ不満が溜まり別れを決めたのか、を話しました。彼女からも不満を聞きました。お互いに言いたいことを言っておいた方が良いと考えたからです。

    彼女は、家に置いてあった荷物を少しづつ持ち帰ると言い、バイトに出かけました。わたしは、1人になり考え、後悔の気持ちが少しあります。やっぱりもう1度やり直そうか、それともこのまま別れた方が良いのか、悩んでいます。

    彼女のような人とは、たとえ結婚しても、うまくやっていける自信がありません。

    これは男性である私の自分勝手な考え、感情でしょうか。いろいろなことを経験している近藤さんから、なにかアドバイスというか意見をいただけませんでしょうか。

      • 英恵
      • 2017年 2月 15日

      Yoshioさん、はじめまして。ブログを読んでくださり、ありがとうございます。私のブログが、Yoshioさんにとって大事なことを考えるきっかけになったならば本当に光栄です。

      今朝、同棲されている彼女に別れ話をされたのですね。別れ話をして彼女が号泣したということは、彼女はYoshioさんのことを好きだということがわかります。そもそも家事が苦手なのにブリの照り焼きやシチューを作ってくれるというのは、愛情があるからこそできることです。
      また、Yoshioさんのお話から拝察すると、Yoshioさんもまだ彼女を好きな気持ちがあるのだと感じます。

      後悔の気持ちが少しでもあるのなら、このまま別れてしまうのは良くないでしょう。後々に、取り返しのつかない大きな後悔となってからでは遅いからです。

      今の彼女に限らず、将来誰かと結婚をして家族になるのであれば、価値観や考え方の違いなどの不満を感じることは必ずあります。なぜなら、この世界に全く同じ環境で生まれ育った人も全く同じ価値観の人もいないからです。同じ両親の元で生まれ育った兄妹だって性格も考え方も異なるのですから当然です。

      つまり、「もし自分だったら、こんな時はこう言うはず」と思う状況でも、相手は全く別の発想をしている可能性があります。例えば、Yoshioさんがロキソニンを手に取り飲もうとしていたら「頭痛いの?大丈夫?」と声をかけて欲しいと思っても、彼女からすると「頭が痛いならなんで言ってくれないんだろう?」と思っているかもしれません。
      それは、Yoshioさんの考えが自分勝手ということではなく、彼女が自分勝手ということでもありません。ただ感じ方や考え方が異なるということです。

      その時の彼女は精神的にどういう状況だったのか、彼女こそ辛い気持ちを抱えていなかっただろうか、など、視点を変えると違うことが見えてくるかもしれません。
      自分を含め、どんな人も長所と短所があります。別れ話をしたばかりということで、ここでは彼女の短所を挙げてくださいましたが、Yoshioさんが同棲をしていた彼女なので、きっと良いところもたくさんあるのだと思います。

      復縁をすることを勧めているわけではありません。お互いに後悔が残らないように、今までなかなか伝えられなかった心の奥の思いもすべて伝え合い、気の済むまで話し合ってください。将来、どんな女性と結婚したとしても、お互いに価値観をすり合わせる努力をしなければ家族にはなれないからです。
      その上で、どういう結論を出すかはYoshioさん次第です。

      少しでも参考になりましたら嬉しいです。Yoshioさんの決断を応援しています。

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