こんにちは。セブ親子留学カウンセラーのハナ(@harunatzy)です。
子供の頃に留学して英語を習得しても、忘れてしまったら意味がないんじゃないかと言う人もいます。もし帰国後にまったく英語学習をする環境がなく文法や単語を忘れてしまったとしても、日本語にはない音を聞き分ける力や発音力は生き続けます。
どちらも大人になってからでは習得が難しい力です。それだけで十分すぎるくらい意味があります。
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この記事であなたに伝えたいこと
3ヶ月で子供たちの寝言が英語になった
私は中学生から英語の勉強を始めたので、ある程度の英語力を習得するまでかなり苦労をしました。中学生の時は英語の授業がわからなすぎて強い劣等感を味わったこともありますし、英語の先生をしている今でも発音には苦労しています。
親子でセブに移住した4年間を通して、私は幼少期に英語環境に飛び込むことによる英語習得のすさまじい早さと子供の適応力の高さを痛感しました。
セブに移住して3ヶ月後には、息子も娘も寝言を英語でしゃべっていたのです。子供の言語習得能力はズバ抜けています。
はじめてのママ友座談会
様々な情報が飛び交う現代、我が子の将来を思うからこそ、子供の英語教育をどうすればいいのか悩まれているママは多いです。先輩ママの経験談を聞いたり、子育て中のママ達のリアルな情報に触れることで、自分の育児における判断材料を増やすことができます。
子育て中のママ達が情報交換をできる場となるような座談会を開催できたら。2016年12月13日、そんな思いで初めての「ママ友座談会」を二子玉川で開催しました。参加してくださった皆さま、ありがとうございます。
今回は「英語教育って何歳から始めればいいの?」というテーマで、子供の教育についてや子育て中の悩みなどをざっくばらんにお話するという座談会。子育て中のママ同士がつながり、普段人にはなかなか聞けない話なども共有できたらという思いで開催させていただきました。
二人の子供を連れて親子留学からセブ移住をした私の経験談や現地での生活のことなどもお話しさせていただきました。 皆さま、興味深そうに真剣に聞いてくれて嬉しかったです。
余裕を持って育児ができれば、もっと育児を楽しめる
0歳~1歳の赤ちゃんもたくさん参加してくれて、本当に可愛いすぎて癒されました。自分の子供が赤ちゃんだった頃はとにかく大変で余裕がありませんでしたが、たまに他人の赤ちゃんと触れ合う分には可愛さしか感じないのが不思議です。
自分の子供じゃないから冷静に客観的に可愛く思うのでしょうか。他人の子供こそ24時間365日預かったらしんどいのは明らかです。やはり余裕を持って赤ちゃんに接することができるかどうかの違いなんです。
祖父母にとって孫は目に入れても痛くないほど可愛いと言われるのは、この「余裕」があるからでしょう。
余裕を持って育児ができれば、そもそも世の中の子供達の中で我が子ほど愛しい子供はいません。ママが自分の時間を持つなど生活に少しゆとりを持つことによって、もっと育児を楽しめるのであれば、もっともっとママ達にはリフレッシュして欲しいと思いました。
子供の英語教育に関心の高いママは多い
参加者のママ達のお話を聞く中で、お子様の英語教育についてしっかり考えていらっしゃる方が多いということもわかりました。子供の将来の可能性を広げてあげたいと思うのはママ達みんなの共通の願いです。
リトミックや英語教室の情報、良い幼稚園やインターナショナルスクールの情報、参加者の皆さまが実践されている様々な英語教育についてなど、たくさんのお話を共有することができて私もとても勉強になりました。
日本で私立のバイリンガル幼稚園やインターナショナルスクールに子供を通わせる場合、1ヶ月17万円~20万円くらいかかります。子供2人を通わせると学費だけで年間500万円近くかかってしまいます。
英語教育や帰国子女の受け入れに熱心な公立の小学校もありますが、そういう数少ない特別な小学校がある学区は住宅価格がとてつもなく高いエリアです。英語教育システムが整った小学校の学区である高級住宅地に住むために、1LDKに家族4人で住んでいる親戚がいるという話も出ました。
私もまったく同じことを考えて住宅価格の高いエリアの1LDKに引越しすることを計画しています。親子留学で磨いた子供達の英語力を維持することが目的ですが、もっと言うと多様な価値観が認められる教育環境の中で子供達を育てたいからです。
周波数が異なる英語の音をキャッチできる力を磨けるのは4〜7歳まで
主催者の留学情報館の代表大塚さんは、子供の頃に中国に1年間住んだ経験があるものの、今では中国語は全く忘れてしまったという話をしていました。でも、いまだに発音はすごく良いと褒められるそうです。
たしかに私の子供達も発音がめちゃくちゃ良いです。日本人は英語のLとRの発音の聞き分けが難しいと言われていますが、私の子供達からすると「なんでLとRの違いがわからないのかが、わからない」そうです。
息子と娘に言わせれば、LとRの発音は聞き間違えるわけがないほど、まるで違う音だとのことです。
英語と日本語は周波数が異なることがわかっています。異なる周波数をキャッチできる力を鍛えることが出来るのは4歳~7歳頃までという研究結果があります。その他にも様々な説がありますが、何を信用するかどう判断するかは、結局は自分次第です。
私はフィリピン生活を通して自分の子供達を観察してきた経験から、幼い子供の適応力と言語習得能力はズバ抜けていると断言できます。
子供の英語教育は何歳から始めればいいのか、ブログに書きました。よろしければ参考にしてください。
大人になってから綺麗な発音を習得するのは難しい
英語は科学や数学などの学問とは違い、日本語と同じ言語なので、時間と労力さえかければ誰でも習得できます。しかし、発音だけは、大人になってから英語学習を始めた人が習得するのはかなり厳しいです。
日本語と異なる周波数の音を聞き分けるのも難しければ、日本語にはない音を日本語にはない舌使いで発音するのは至難の技です。
セブの語学学校に入学される生徒さんはほとんどが英語初心者でしたが、ごく稀にTOEICの高スコアを持っている東大出身のエリートの方もいらっしゃいました。
文法も単語もほぼ完璧で英語のテストは満点が取れるのに英語が話せないという方がいらっしゃり、ビックリしたのを覚えています。東大に合格できるほどの勉強に対する集中力と暗記力と根性があれば、確かに英語の文法や単語をマスターすることはできます。
ですが、大人になってから英語学習をする場合、綺麗な発音の習得やスピーキング力を伸ばすことの方が遥かに難しいのです。
英語はコミュニケーションの手段なので、完璧な発音じゃなくても伝われば良いという考え方があります。私はその考えに賛成です。文法や発音の多少の間違いよりも、話す内容がしっかりしているかどうかの方が大事だからです。
だとしても、たどたどしいカタカナ英語よりも綺麗な英語でスラスラと同じ内容を伝えることができれば、さらに良いことは間違いありません。
89%のママが子供の英語教育は0〜3歳で始めたいと考えている
リトルママフェスタで行ったアンケートの結果によると、「お子様の英語教育は何歳から始めると良いと思いますか?」という質問に対して「0歳から」と答えたママが39%と圧倒的に多いです。
やはり英語教育を始めるのは早ければ早い方が子供にとってプラスが多いということを、たくさんの方が認識していらっしゃることがわかります。
私の知り合いのお子さんは、小学3年生から5年以上日本の英語塾に通い続けていますが、中学2年生のいま英検3級(中学卒業レベル)になかなか合格できず、英語力の伸び悩みに苦労しているそうです。
フィリピンから帰国した今年、私の娘は小学1年生で英検4級(中学中級レベル)に、息子は小学6年生で英検2級(高校卒業レベル)に一発合格することができました。
親バカ目線ではなく客観的に見ても、英語の読み書きはもちろん、とくに発音とスピーキング能力は素晴らしいです。
私は今年、新形式のTOEICテストで845点を取得しました。今までそれなりに英語を勉強してきたつもりですが、もはや発音については子供達の方がうわてです。「さっきママが言ったearly(アーリー)に rの音が入ってなかったよ」とかバシバシ指摘されまくります。
私が高校生の頃から何度も留学を重ねて長年かけて習得した英語の発音力をたかだか4年で一気に追い越されてしまったのは驚きです。
新形式のTOEICテストで845点を取得したことについてブログを書きました。よろしければ参考にしてください。
発音力は大事、文法力や単語力を上げても発音が悪いと伝わらない
私がセブのレストランで「Can I have a fork?(フォークを持ってきていただけますか)」と店員さんにお願いしたら、Coke(コーラ)が出てきたことがあります。どうやらフォークをコークに聞き間違えられてしまったようです。
その時も、「さっきママが言ったfork(フォーク)に rの音が入ってなかったよ。rをちゃんと発音しないと伝わらないよ。」と我が子に指導されてしまいました。
私の文法力や単語力は、子供達よりも高い自信があります。ビジネス英語など、日常会話ではあまり使わない単語や文法も一生懸命学習してきたからです。しかし、発音が悪ければ、結局、言いたいことは伝わらないのです。
子供の頃に留学して英語を習得しても、忘れてしまったら意味がないんじゃないかと言う人もいます。もし帰国後にまったく英語学習をする環境がなく文法や単語を忘れてしまったとしても、日本語にはない音を聞き分ける力や発音力は生き続けます。
どちらも大人になってからでは習得が難しい力です。それだけで十分すぎるくらい意味があります。
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東大生の76.3%はピアノを習ったことが頭の良さに繋がったそうです。人間の資質は育った環境や経験により大きく変化するということを書いた記事はこちらです。もし良かったら読んでください。
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