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セブ親子留学で培った子どもの英語力、帰国後の変化と日本の英語教育事情。英語環境はなくなっても◯◯は生き続ける!

こんにちは。セブ親子留学カウンセラーのハナ(@harunatzy)です。

子どもの頃に留学して英語を習得しても、忘れてしまったら意味がないんじゃないかと言う人もいます。もし帰国後にまったく英語環境がなく文法や単語を忘れてしまったとしても、日本語にはない音を聞き分ける力や発音力は生き続けます。

どちらも大人になってからでは習得が難しい力です。それだけで十分すぎるくらい意味があります。

今回は、フィリピン親子留学と4年間のセブ教育移住がもたらした子どもたちの英語力、帰国後の変化と日本の英語教育事情についてをお伝えします。

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3ヶ月で子供たちの寝言が英語になった

私は中学生から英語の勉強を始めたので、ある程度の英語力を習得するまでかなり苦労をしました。中学生の時は英語の授業がわからなすぎて強い劣等感を味わったこともありますし、英語の先生をしている今でも発音には苦労しています。

親子でセブに移住した4年間を通して、幼少期に英語環境に飛び込むことによる英語習得のすさまじい早さと子どもの適応力の高さを痛感しました。

セブに移住して3ヶ月後には、息子も娘も寝言を英語でしゃべっていたのです。子供の言語習得能力はズバ抜けています。

はじめてのママ友座談会

様々な情報が飛び交う現代、我が子の将来を思うからこそ、子どもの英語教育をどうすればいいのか悩まれているママは多いです。先輩ママの経験談を聞いたり、子育て中のママたちのリアルな情報に触れることで、自分の育児における判断材料を増やすことができます。

子育て中のママたちが情報交換をできる場となる座談会を開催できたら。2016年12月13日、そんな思いで初めての「ママ友座談会」を二子玉川で開催しました。参加してくださった皆さま、ありがとうございます。

「英語教育って何歳から始めればいいの?」というテーマで、子どもの教育についてや子育て中の悩みをざっくばらんにお話する座談会。子育て中のママ同士がつながり、普段人にはなかなか聞けない話なども共有できたらという思いで開催させていただきました。

2人の子どもを連れて親子留学からセブ移住をした私の体験談や現地での生活などもお話しさせていただきました。 皆さま、興味深そうに真剣に聞いてくれて嬉しかったです。

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子どもの英語教育に関心の高いママは多い

参加者のママたちのお話を聞く中で、お子様の英語教育についてしっかり考えていらっしゃる方が多いということもわかりました。子供の将来の可能性を広げてあげたいと思うのは親の共通の願いです。

リトミックや英語教室の情報、良い幼稚園やインターナショナルスクールの情報、参加者の皆さまが実践されている様々な英語教育についてなど、たくさんのお話を共有できて私もとても勉強になりました。

日本で私立のバイリンガル幼稚園やインターナショナルスクールに子どもを通わせる場合、1ヶ月17万円~20万円くらいかかります。子ども2人を通わせると学費だけで年間500万円近くかかってしまいます。

英語教育や帰国子女の受け入れに熱心な公立の小学校もありますが、そういう数少ない特別な小学校がある学区は住宅価格がとてつもなく高いエリア。英語教育システムが整った小学校の学区である高級住宅地に住むために、1LDKに家族4人で住んでいる親戚がいるという話も出ました。

周波数が異なる英語の音をキャッチできる力を磨けるのは4〜7歳まで

主催者の留学情報館の大塚代表は、子どもの頃に中国に1年間住んだ経験があるものの、今では中国語は全く忘れてしまったという話をしていました。でも、いまだに発音はすごく良いと褒められるそうです。

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たしかに私の子どもたちも発音がめちゃくちゃ良いです。

日本人は英語のLとRの発音の聞き分けが難しいと言われていますが、息子と娘からすると「なんでLとRの違いがわからないのかが、わからない」そう。LとRの発音は聞き間違えるわけがないほど、まるで違う音だとのことです。

英語と日本語は周波数が異なることがわかっています。異なる周波数をキャッチできる力を鍛えることが出来るのは4歳~7歳頃までという研究結果やその他にも様々な説がありますが、どう判断するかは、結局は自分次第。

私はフィリピン生活を通して自分の子どもたちを観察してきた経験から、幼い子どもの適応力と言語習得能力はズバ抜けていると断言できます。

子供の英語教育は何歳から始めればいいのか、ブログに書きました。よろしければ参考にしてください。

大人になってから綺麗な発音を習得するのは難しい

英語は科学や数学などの学問とは違い、日本語と同じ言語なので、時間と労力さえかければ誰でも習得できます。しかし、発音だけは、大人になってから英語学習を始めた人が習得するのはかなり厳しいです。

日本語と異なる周波数の音を聞き分けるのも難しければ、日本語にはない音を日本語にはない舌使いで発音するのは至難の技。

セブの語学学校に入学される生徒さんはほとんどが英語初心者でしたが、TOEICの高スコアを持っている東大出身のエリートの方もいらっしゃいました。

文法も単語もほぼ完璧で英語のテストは満点が取れるのに英語が話せない方がいらっしゃり、ビックリしたのを覚えています。東大に合格できるほどの勉強に対する集中力と暗記力と根性があれば、確かに英語の文法や単語をマスターできます。

ですが、大人になってから英語学習をする場合、綺麗な発音の習得やスピーキング力を伸ばすことの方が遥かに難しいのです。

英語はコミュニケーションの手段なので、完璧な発音じゃなくても伝われば良いという考え方があります。私はその考えに賛成です。文法や発音の多少の間違いよりも、話す内容がしっかりしているかどうかの方が大事だからです。

だとしても、伝わらなければ意味がありません。たどたどしいカタカナ英語よりも綺麗な発音でスラスラと伝えることができれば、コミュニケーションもよりスムーズに取れますね。

89%のママが子供の英語教育は0〜3歳で始めたいと考えている

リトルママフェスタで行ったアンケートの結果によると、「お子様の英語教育は何歳から始めると良いと思いますか?」という質問に対して「0歳から」と答えたママが39%と圧倒的に多いです。

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やはり英語教育を始めるのは早ければ早い方が子供にとってプラスが多いということを、たくさんの方が認識していらっしゃることがわかります。

私の知人のお子さんは、小学3年生から5年以上日本の英語塾に通い続けていますが、中学2年生のいま英検3級(中学卒業レベル)になかなか合格できず、英語力の伸び悩みに苦労しているそうです。

フィリピンから帰国した今年、娘は小学1年生で英検4級(中学中級レベル)に、息子は小学6年生で英検2級(高校卒業レベル)に一発合格することができました。

親バカ目線ではなく客観的に見ても、英語の読み書きはもちろん、とくに発音とスピーキング能力は素晴らしいです。

私は今年、新形式のTOEICテストで845点を取得しました。今までそれなりに英語を勉強してきたつもりですが、もはや発音については子どもたちの方がうわてです。

「さっきママが言ったearly(アーリー)に rの音が入ってなかったよ」とかバシバシ指摘されまくります。

私が高校生の頃から何度も留学を重ねて長年かけて習得した英語の発音力をたかだか4年で一気に追い越されてしまったのは驚きですね。

新形式のTOEICテストで845点を取得した英語の勉強法についても書きました。よろしければ参考にしてください。

発音力は大事、文法力や単語力を上げても発音が悪いと伝わらない

私がセブのレストランで「Can I have a fork?(フォークを持ってきていただけますか)」と店員さんにお願いしたら、Coke(コーラ)が出てきたことがあります。どうやらフォークをコークに聞き間違えられてしまったようです。

その時も、「さっきママが言ったfork(フォーク)に rの音が入ってなかったよ。rをちゃんと発音しないと伝わらないよ。」と我が子に指導されてしまいました。

私の文法力や単語力は、子どもたちよりも高い自信があります。ビジネス英語など、日常会話ではあまり使わない単語や文法も一生懸命学習してきたからです。しかし、発音が悪ければ、結局、言いたいことは伝わらないのです。

子どもの頃に留学して英語を習得しても、忘れてしまったら意味がないんじゃないかと言う人もいます。もし帰国後にまったく英語環境がなく文法や単語を忘れてしまったとしても、日本語にはない音を聞き分ける力や発音力は生き続けます。

どちらも大人になってからでは習得が難しい力です。それだけで十分すぎるくらい意味があります。

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すべて自己手配した私のサバイバル親子留学と最新セブ親子留学事情の差がヤバイ!その詳細を書いた記事はこちらです。もし良かったら読んでください。

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