こんにちは。3,000人以上の親子留学・セブ留学をサポートしてきた二児の母、近藤英恵です。
お子様のフィリピン留学やセブ島サマーキャンプが近づいてくると、ワクワクとお子様の挑戦を応援する一方で、出発までに親が整える書類や手続きに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、15歳未満のお子様が親の同伴なしで渡航する場合に必要になるのが、WEG(Waiver of Exclusion Ground)申請という手続きです。フィリピン入国法で義務付けられている重要な手続きですが、書類の種類が多く、初めての方には少し複雑に感じられるかもしれません。
本記事では、WEG申請の全体像と各ステップを、書類の記入例つきで丁寧に解説します。必要書類の準備から、フィリピン大使館での手続き方法、料金、当日の流れまでを、サマーキャンプの引率実績をもとに、できるだけわかりやすくまとめました。
これからフィリピンに単身渡航するお子様の保護者の方が、安心して準備を進められるよう、当社のWEG申請サポートで得た実務知識もあわせてお伝えします。
この記事であなたに伝えたいこと
WEG申請とは?対象とフィリピン入国手続きの全体像
WEG(Waiver of Exclusion Ground)申請とは、フィリピン入国法に基づき、15歳未満のお子様が親権者の同伴なしで入国する際に必要となる手続きのことです。日本語では「入国除外規定の免除申請」と訳されます。
この申請を事前に済ませておくことで、お子様が以下のようなケースでもフィリピンに入国可能となります。
- お子様お一人での単身渡航(ジュニアキャンプやサマーキャンプへの参加など)
- 祖父母やキャンプ引率者など、戸籍上の親権者以外の大人との同伴渡航
一方で、親権者である保護者が往路にて同伴される「親子留学」「親子参加プラン」などの場合は、WEG申請は不要 です。
ご自身のケースが対象に当てはまるかを最初にご確認の上、本記事を読み進めていただければと思います。
WEG申請の流れと申請料(日本国籍のお子様の場合)
WEG申請は、大きく以下の3ステップで進めていきます。
※STEP1・2(渡航前のWEG認証手続き)は、戸籍上の親権者である保護者の方が行う手続きですが、行政書士事務所に依頼して代理人が手続きを行うことも可能です。
STEP1: 必要書類の準備と記入
必要書類は8種類あります。すべてA4サイズで、原本とコピーの両方が必要です。
必要書類リスト(下記のリンクからダウンロード可能です):
- 扶養・保証の同意宣誓供述書(Download ASGCT Form for WEG):原本1部+コピー1部
- WEG申請書(Download WEG Application Form):原本1部+コピー1部
- 戸籍謄本の英訳用紙(Download Family Register Form for WEG):原本1部+コピー1部
- 上記3点の書類に署名した親権者のパスポートコピー(A4サイズ・カラー):2部
- (※パスポートをお持ちでない場合は運転免許証も可)
- 参加されるお子様のパスポートコピー(A4サイズ・カラー):2部
- 参加されるお子様の証明写真(4.5cm×3.5cm):2枚
- 同行者がいる場合は同行者のパスポートコピー(A4サイズ):2部
- 戸籍謄本:原本1部+コピー1部
- 入学許可証/ キャンプ参加承認書(Letter of Admission):2部
- (※フィリピン大使館HPには必要書類として記載されていませんが、入学許可証に相当するものがないと受付不可になるケースがあります)
STEP2: 渡航前のWEG認証手続き(下記2つの方法から選択)
【方法①】フィリピン大使館/領事館での申請
- 記入済みの必要書類を揃えて、フィリピン大使館領事部の公証課窓口に提出する
- 東京(大使館):事前予約がおすすめです
- 大阪(領事館):予約は不要です
- 受付時に不備がないか確認する(個人申請の場合は窓口で修正可能)
- 認証料金 US$25+照合料金 US$25(合計約7,000~8,000円 ※為替により変動)を支払う
- おおよそ3〜5営業日後に認証済み書類を受け取り可能(郵送の場合は10日〜3週間程度)
※郵送での受領を希望される方は、レターパックプラス(赤)に住所を記入して必要書類と一緒に提出します。
※大阪(領事館)の認証済書類の受取は、レターパックプラスによる郵送のみとなります。
※大使館手数料は予告なく変更される場合がありますので、最新情報は大使館公式サイトでご確認ください。
【方法②】公証人役場での手続き
- お近くの公証人役場にて書類に公証を受ける(麻布公証人役場が実績多数で推奨)
- その後、日本外務省でアポスティーユ認証を取得する
- 料金は公証人役場にお問い合わせください
STEP3: 入国時のWEG申請(セブ空港到着時)
- 認証された全ての書類を出発当日の空港に持参する(預け荷物には入れず、手荷物で携帯してください)
- セブマクタン空港到着後、入国審査場の左手にあるビザ手続き窓口にてWEG書類を提出する
- WEG申請料3,620ペソ(約10,500円)を現地通貨で支払う
※2025年7月よりWEG申請料が3,120ペソから3,620ペソに改定されました。金額は今後も変更となる可能性があります。
※ジュニアビジネス留学サマーキャンプでは、弊社スタッフが入国時のWEG申請手続きをサポートいたします。
弊社のWEG申請サポート料金(19,800円)は上記の”WEG申請費用”が含まれています。
書類記入のポイント – 正確な記入でスムーズな手続きを
以下に、必要書類の書き方として、ジュニアビジネス留学サマーキャンプに参加する場合の例をご紹介します。
扶養・保証の同意宣誓供述書(Affidavit of Support and Guarantee with Consent)

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- 親権者のお名前(ローマ字)
- 国籍(ローマ字)
- 現住所(ローマ字)
- 参加されるお子様のお名前(ローマ字)
- 参加されるお子様の生年月日(ローマ字)
- 参加されるお子様の出生地(ローマ字 例:Saitama, Tokyo, Osaka…)
- 参加されるお子様の年齢(数字のみ)
- 参加されるお子様のパスポート番号(ローマ字)
- 参加されるお子様のパスポート有効期限(ローマ字)
- 出発エリア(ローマ字)
- 到着エリア(ローマ字)
- 該当するほうをチェックしてください
*親権者以外の大人(祖父母やキャンプ引率者など)の付き添いがある場合は WITH TRAVELLING COMPANIONにチェックして、付添人の情報をご記入ください。 - 宿泊するホテルの住所
- (ジュニアビジネス留学サマーキャンプ参加者は)「Montebello Villa Hotel, Gov. M. Cuenco Avenue, Apas, Cebu City, 6000 Cebu, Philippines」と記入してください。
- 確認の上、チェックしてください
- 確認の上、チェックしてください
- 確認の上、チェックしてください
- 保護者様の署名(パスポートと同じ署名)
*代理申請の場合は必ず印鑑登録証と同じ名前を記入する必要があります。
WEG申請書(Application for Waiver of Exclusion Ground)

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- 参加されるお子様のお名前(ローマ字)
- 参加されるお子様の性別(Male もしくは Female)
- 参加されるお子様の国籍(ローマ字)
- 参加されるお子様の生年月日と出生地(ローマ字)
- 参加されるお子様のパスポート番号
- 参加されるお子様のパスポート発行日と発行地
- 出発日(ローマ字)
- フライトナンバー(ローマ字)
- (ジュニアビジネス留学サマーキャンプ参加者は)「5J5065」とご記入ください。
- 出発空港/エリア(ローマ字)
- 同行者がいる場合、その名前を記入
- 宿泊するホテルの住所を記入
- (ジュニアビジネス留学サマーキャンプ参加者は)「Montebello Villa Hotel, Gov. M. Cuenco Avenue, Apas, Cebu City, 6000 Cebu, Philippines 」と記入してください。
- 保護者様のローマ字氏名と署名
*代理申請の場合は必ず印鑑登録証と同じ名前を記入する必要があります。
戸籍謄本の英訳用紙(Family Register Form For WEG)

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- 戸籍謄本1ページ目上段に記載されている親権者のお名前(ローマ字)
- 記載されている本籍住所(ローマ字)
- 参加されるお子様のお名前(ローマ字)
- 参加されるお子様の生年月日(ローマ字)
- 参加されるお子様の出生地(ローマ字 例:Saitama)
- 戸籍謄本に記載されているお母様の名前(ローマ字)
- 戸籍謄本に記載されているお父様の名前(ローマ字)
- 両親はご結婚されてますか(YES/NO)
- 両親が離婚されている場合、親権はどちらにありますか(FATHER/ MOTHER)
- お母様 or お父様のどちらかのお名前(ローマ字)
*窓口に申請に行かれる方の署名をご記入ください。
*代理申請の場合は印鑑証明書と同じ親のお名前をローマ字で記入する必要があります。
WEG認証手続きのよくある質問
Q:WEG認証手続きはいつまでに行うべき?
A:渡航の2ヶ月前までに手続きを開始することを推奨します。夏休みや春休みなどの繁忙期は、大使館も混み合いますので、余裕をもったスケジュールで臨みましょう。
Q:代理での手続きは可能ですか?
A:行政書士事務所に依頼し、代理人が手続きを行うことも可能です。代行費用は概ね27,000円〜30,000円前後が相場です。
Q:認証後の書類の有効期限は?
A:特に明記はありませんが、渡航の少し前(1か月半〜2ヶ月前)に取得するのが安心です。


