こんにちは。10代思春期の子供2人をもつ親子留学カウンセラーのハナです。
先日、高校生クリエイターの息子の友人たちから、普段友達の前で言っている「母の話」を聞くことができました。
息子が母のいないところで母を褒め称えてくれてることを知り、感動のあまり余命が10年くらい伸びた気がします…(涙)
今回は、反抗期がないまま自立した高校生息子の本音と、子育て環境として大事な3つのことをお伝えします。
この記事であなたに伝えたいこと
反抗期(はんこうき)とは
反抗期は、精神発達の過程で他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のこと。子供から大人へと成長するなかで誰もが通るといわれる。反抗期は2回あるとされ、幼児期の反抗期を第一反抗期、思春期の反抗期を第二反抗期としている。(引用:ウィキペディア)
幼児期の反抗期とはいわゆるイヤイヤ期というやつです。その時期もめちゃくちゃ大変なのは十分存じ上げていますが、特に精神面でいうと、思春期の子供の反抗期に苦労している親が多いと思います。
あ、精神面だけじゃないか。息子が爆発して壁に穴があいた…なんてよく聞きますもんね(苦笑) これから思春期を迎える子供をもつ親は戦々恐々としていることでしょう。
でも、反抗期がある子もいれば、ない子もいるって知っていますか?
うちの高校生の息子は「反抗期がない子」だと言えます。「クソババァ」とか言われたことがありません(笑)
反抗期がなかったり、表に見せない子供もいる。反抗期はマイナスイメージが多く、ないことはいいともされるが、アイデンティティ確立のためには欠かせないともされ、思春期に反抗期が全くないと一人の人間として自立できないということも懸念されている。(引用:ウィキペディア)
とあるように、一般的には「反抗期があるほうが健全で、ない子は不健全」みたいな認識があると思います。
実際にそんなケースもあるかもしれませんが、一概にはそうとも言えないことがわかる実体験をシェアします。
中高生起業家とハナマルサロンメンバーに会えた東京合宿
先日、以前から会えるタイミングを調整していた中高生起業家+ハナマルサロンメンバーと都内でオフ会を開催しました。
週末の2日間、1分でも遅れたら単位が取れなくなるというN高のスクーリング(東京キャンパス)があり、息子が通いやすいように親子で都内のアパートに合宿したんです。
ノリノリではしゃぐ子供たち(高1と小5)笑
スカイツリーの麓。ベッドが3台あるキッチン付き1LDKアパートメント型ホテル、2泊で14,890円。コロナ禍で破格になっています。
元々は息子のスクーリングのための合宿でしたが、この機会に会いたかった人たちに会えて良かった!
ビジネスで活躍している中高生の視点、子育て中ママの視点、それぞれの話がたくさん聞けてめちゃくちゃ楽しかったです。みんなそれぞれ忙しい中、会いに来てくれて本当にありがとうございます。
息子の友人から聞いた感動秘話
今回、わたしにずっと会いたいと言ってくれていた息子の友人たちと会えただけで嬉しいですが、そんな彼らから聞いた実話に感動が止まらないので紹介します。
息子のハルキは…
▶「親ウゼェ」と言う中高生がほとんどの中でも、常に親への敬意を払った発言しかしない
▶友人たちの前で「お母さんはこういう点がすごいと思う」と堂々と言う
▶何があっても冷静でいつも考え方がポジティブ
▶「家にいるだけで自己肯定感が上がる」と言ってた
▶どんな親のもとで育ったらこんな子になるのか、親に会ってみたいと思うほど優しくて自分の軸を持っている
この話…宝箱に入れて永久保存してもいいですか…(泣)
息子が母のいないところで母を褒め称えてくれてることを知り、余命が10年くらい伸びた気がします。
また、めちゃくちゃ影響力がある人から「〇〇(個人的に好きではない男の子)とは付き合わないほうがいいよ」と言われた際、息子は「自分が付き合う人は自分で決めます」と即答したらしく、その場にいた友人が感動したと教えてくれました。
「なかなかそんな風に回答できる中高生はいないし、誰にも媚びずに常に公平・冷静でイライラしたり怒ることもなくて、いつもポジティブなハルキ君を尊敬しています」と言ってくれたことも印象的です。
息子が友達の前で言ってる「母の話」や友人と接する様子って聞ける機会がなかなかないので、初の機会にして神回でした!
子ども天国のフィリピンでたくさんの人の愛に包まれて優しい子に育った
フィリピン教育移住をして、子ども天国のフィリピンでたくさんの人の愛に包まれて育ったおかげで優しい優しい子に育ったなぁと思います。今まで関わってくれたすべての人に感謝です。
中学2年で起業し、今は高校生クリエイターとして活動している息子は、こんなツイートをしています。
4年間のフィリピン留学で僕が得たもの▼
▶︎圧倒的ポジティブ
▶︎多様な価値観への理解
▶︎なんでも許せる心の余裕
▶︎小6ノー勉で英検2級合格レベルの英語力
▶︎超不便な生活でも生きていけるサバイバル力
行ってよかったな、と心の底から思える国です🤤
— コンドウハルキ/高校生クリエイター (@halukik_0520) September 10, 2020
また、この感動秘話をFacebookに投稿したところ、息子が幼かった頃から近くで見守ってくれていた元同僚からこんなコメントをいただきました。
ハルキ君は、きっとハナさんの苦労を知り、一人で子育てるのもどれほど大変なのか理解していると思います。ハルキ君は幼い頃から鋭くかしこい子供だったので、大人になっても親に対する想いも変わらないと思います。そして誰にも負けないぐらい母親を大切に思う息子さんです。(Mさん)
エンドレスで泣いています。
どう育てたら、そんなにいい子に育つのか…
近藤さんの人柄が1番の影響だと思いますが、本当、お話を聞かせていただきたいです!
子育てのお話をする座談会などあったら、是非声かけて下さい!(Uさん)
ありがとうございます!そんなふうに言っていただき、心から嬉しいです。
不定期で子育てセミナーなどを開催しているので、もしご興味あったらぜひご参加されてみてください♪
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「反抗期がない子」を育てる環境として大事なこと3つ
うちの息子に反抗期がなかったのはたまたまかもしれませんが、「反抗期がない子」を育てる環境として大事だと思うことを以下にまとめます。
■「反抗期がない子」を育てる環境として大事なこと3つ
1.親が挑戦し続け、努力し続ける姿を子に見せる
2.親子で、新しい挑戦や感動体験を共有する
3.親も子も、それぞれの人生を楽しむ!(←最重要)
我が子の反抗期と格闘し悩んでいる親御さんはたくさんいらっしゃると思います。
反抗期は成長の一過程なので、決して悲観するものではなく、本来ならお祝いすべき「自立の第一歩」です。
とはいっても、ゲッソリするまで悩んでしまうのが親心ですよね。そんなあなたに、わたしの体験がすこしでも参考になったら嬉しいです。
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全国英検IBAテストで800点中800点満点を取った中学生の息子の取り組みについて書いた記事はこちらです。もしよかったら読んでください。