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夫の産後うつもある。妻に毎日罵倒されて死にたい、という父親からのメッセージ

「奥さんに毎日罵倒されて死にたい」という旦那さんから、当ブログに率直なコメントをいただきました。

キレイゴトではない本音のご意見をいただけて心から感謝です。夫婦関係、いや、そもそもの人間関係について、深く考えさせられます。

大切なのは、夫婦それぞれがお互いを思いやること。

不満や要望を一方的に押しつけるだけでは、押しつけられ続けるほうも死ぬほど苦しいのです。

この記事では、産後うつで死にたいという旦那さんからいただいたメッセージを紹介します。

今回コメントをいただいた記事はこちらです。もしよければご参考ください。

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『もう疲れた旦那さん』からいただいたご意見

4か月の子供の父です。
旦那だって死にたいですよ。

毎日罵倒されて、少しウトウトしてしまったら本を投げられキレられる。育児していないわけではないが、妻の思う水準に達していないんだと思います。

妻はしょっちゅう家の模様替えをし、物の場所や服のたたみ方など変えて自分と同じにできないと罵倒。さらに掃除をすれば自分の頭の中で考えた動きじゃないと罵倒。時間がかかれば罵倒。

仕事で失敗して辛いなか帰ってきた時など本当に死にたくなる。

妻は一生引きずるとあなたはおっしゃいました。旦那だって引きずります。

もし今、もしくは熟年で離婚を言われても二つ返事で了承します。

妻のことを認めて感謝すれば、否定する妻に何を言えばいいのか。育児や家事をやることではなく、妻のタイミングで妻の方法で、幾分の狂いなくやることになんの意味があるのか。

よく話し合いと言うが、話し合いにならないタイプはどうすればいいのか。

こちらの言い分を言えば全力で否定し妻はかなり弁がたち、しかも感情的にぶつかるので、どうにもならない。

意見など言えたものではない。

自分が死んでしまって保険金でも落とした方が子供のためになるだろうなと最近よく考えています。

子供は本当にかわいい。大切ですが、ここから先この両親は悪影響してしまいそう。
だったら片方消えた方がいいんじゃないかと思う。

自分などどうでもいいし、家族のために仕事外を費やしてきたけど、それこそ認めてもらえない。

旦那の産後うつも水面下で問題になってると聞きますが、どうでもいいんでしょうね。

世間も。必ず旦那が悪いから。参加しないから。やってるつーの。

あなたたちの育児、家事とはあなたたちの頭を読んでその通りに動くこと。出来なければ罵倒。ついていけないだから。

それに気づかないあなたたちに疲れてるだけ!!

(もう疲れた旦那さんより)

『もう疲れた旦那さん』へ回答したメッセージ

もう疲れた旦那さんの言葉を受け止め、以下のようにお返事をさせていただきました。

もう疲れた旦那さん、はじめまして。近藤英恵です。
ブログをお読みくださり、ありがとうございます。

もう疲れた旦那さんは、仕事だけでなく家事や育児も一生懸命頑張って来られたのですね。

死にたくなるほど追い詰められているということは、心身ともにかなり疲れていらっしゃるのだと思います。

短いお話をお伺いしただけでは、ご家庭の状況はわかりませんが、

コメントの内容からお察しすると、家事や育児が大変というよりも奥様の性格との摩擦に疲れていらっしゃるように感じます。

奥さまの頭の中を読んでいく分の狂いなく家事や育児をしなくては罵倒されるというのは家庭生活を送る上で大きな問題です。

もしかしたら、奥さま自身も産後うつなどにより一時的に不安定になり苦しんでいるのかもしれませんね。

育児は参加するしないではなく、母親も父親も育児の当事者です。

必ずしも父親が悪いわけでもなく、もしかしたら育児放棄の母親がいる家庭では、父親が仕事も家事も育児もひとりで抱え、ワンオペ育児に苦しんでいるかもしれません。

しかし、実際には、父親の協力がまったくない中で、孤独育児に押しつぶされそうになっている母親が多いです。

「あなたたち」と一括りにして、あなたの奥様への批判をその他の母親たちへぶつけるのはやめてください。

そして、ご自身のことをもっと大事にしてくださいね。

あなたはお子さまの将来を真剣に考えていらっしゃる、素敵なパパなのですから。

それぞれのご家庭により、現状に至るまでの背景も夫婦間の事情もまったく異なります。

心身ともに辛くて自分に余裕がないと、つい一方的に相手を責めてしまいがちですが、やはり大切なのはお互いを思いやることですね。

今回、父親目線のご意見をいただき、とても参考になりました。本当にありがとうございます。

もう疲れた旦那さんの可愛いお子さまが、すくすくと元気に育ちますように
心より願っています。

夫婦がお互いを思いやるということ

正直、わたしは父親の気持ちはわかりません。

男性は自分が妊娠をするわけではないので、目の前にいきなり現れた「我が子」に対して、どういう感情が芽生えるのか。

慣れない育児でノイローゼ状態になってしまった妻を見て、どういう感情が芽生えるのか。

もちろん理解したいですし、想像をすることはできますが、本当の気持ちはわかりません。

だからこそ、こうして父親目線のご意見をいただけるのはありがたいです。

わたしは、辛い思いで苦しんでいる母親たちの気持ちを代弁したいと思っているため、どうしても母親側に立ってしまいます。

自分自身、産後うつの苦しい経験を乗り越えてきたので、母親たちの気持ちがとてもよくわかるからです。

しかし、不満や要望を一方的に押しつけるだけでは、押しつけられ続けるほうも死ぬほど苦しいということに改めて気づかされました。

大切なのは、夫婦それぞれがお互いを思いやること。

苦しい時ほど、お互いに相手の立場に立つことが必要です。

もし、パートナーをまったく思いやれないほど辛い状態だとしたら、家族を取り巻く環境を変えましょう。

経営コンサルタントである大前研一さんは、人間が変わる方法は3つしかないと言っています。

1つ目は時間配分を変えること
2つ目は住む場所を変えること
3つ目は付き合う人を変えること

死ぬことを考えるくらいならば、上記の3つをすべて叶えられる親子留学や移住をしてみてください。

わたしは親子留学をしたことで、元夫への思いやりの気持ちが芽生えました。

環境を変えることが出来れば、必ず家族の関係、状況は変わります。

以上、親子留学カウンセラーのハナでした!

* * * * *

出産後の育児に疲れた、消えたい、産後うつで死にたい。わたしが初めての出産後、死のうとした経験について書いた記事はこちらです。もしよかったら読んでください。

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コメント

  • コメント (2)

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    • こー
    • 2020年 12月 18日

    まさに今のわたしの状況。
    あなたは必要ない
    役立たず
    消えて
    邪魔しないで
    何もしないで

    子どもと過ごしている嫁が羨ましい
    でもわたしのことは役立たず扱い
    何をするにしても、嫁が考える方法と違ったら罵倒
    やり方を聞いたら、そんなこともできないのか、と罵倒
    自分なりのやり方でやっていたら罵倒
    右に行っても地獄、左に行っても地獄、それが繰り返され、どっちに行ったら良いか迷っていると、地獄

    妻が余裕がないことはわかってる
    頑張っているのもわかってる
    受け止めなければいけないこともわかってる

    それでもこっちだって人間で、子どもの親で、あなたの夫
    人としての尊厳を否定され続けるのにも限界があります

    子どもを守る為の本能だというのもわかっています
    でもどんどんボロボロになっていく妻を見ていられない
    手を出そうにも、子どもと過ごす時間が圧倒的に長い妻が満足する水準は難しい

    寝かしつけの際に、どうしても子どもが泣き止まなかった
    「そんなこともできないの?まじで居る意味ない」と吐き捨てられました
    あとからあの時ごめんね〜などの一言もなく、冷たく一瞥されて、出て行け、と一言

    向き合い続けると、産後うつになりそうです

    そうならない為に距離を取ると、「いいよね男は。やりたい時だけ手を出して、いつでも丸投げできるんだから」と。

    どうしたら良いんですか?
    何が正解なんですか?
    いくら育児に参加しようとしても、いや、しようとしたらどんどん沼にハマっていき沈んでしまいます。

      • 英恵
      • 2020年 12月 18日

      こーさん、はじめまして。近藤英恵です。
      コメントありがとうございます。

      こーさんも、こーさんの奥さまも、今とても辛い状況なのですね。
      短いお話を伺った限りでは、ご夫婦それぞれの子育てに対する視点が違っていて、気持ちがすれ違っているように感じます。

      詳しいご家庭の事情や奥さまが求めるものはわかりませんが、奥さまは「子育ての責任」をひとりで抱え込んでしまっているのかもしれないですね。

      わたしの場合は、子育てに対する当事者意識の差、覚悟の違いを感じるたびに、まるで親は自分ひとりであるかのような錯覚に絶望しましたし、孤独でした。

      「どんどんボロボロになっていく妻を見ていられない」という状態であれば、父親として育休を取得できませんか?

      目に入る場所にいるとお互いの動作が気になってしまうので、思いきって奥さまが外で丸一日休める日を定期的に設けられませんか?

      奥さまが求めているものは、その「覚悟」なんじゃないかな、と思います。

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