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  1. 子育てブログ

一生のうち親子が一緒に過ごせる時間は9年。親と子が直接愛情を伝えられる時間は想像以上に短い

こんにちは。育児と仕事に追われてハァハァ言ってる親子留学カウンセラーのハナです。

親と子が一緒に過ごせる時間のありがたさを感じるとともに、この先後悔することのないように、今この一瞬一瞬を大切に生きたいと強く思った話があります。

先日、尊敬する女性経営者であり2児の母である友人が主催する子育てサロンに参加しました。

日本有数の大企業の経営者のご自宅で開催された、関係者限定のママ会。やはりプラスのエネルギーが高い方の周りには、前向きで行動力のある人達ばかりが集いますね。

10組の親子が参加し、子育ての悩み相談だけでなく各家庭で取り組んでいる子供の教育や最先端の情報を共有することができて、すごく勉強になりました。

その際にとってもとっても心に残ったお話です。

この記事では、今回知って驚愕した『一生のうちで親子が一緒に過ごせる時間』についてお伝えします。

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親と子が一緒にいられる時間はどのくらい?


親子が一緒に過ごせる時間は、生涯を通して約9年間だそうです。

働く母親や父親にとって、子供と一緒に泣いたり笑ったり話をしたりできる時間は、睡眠時間や勤務時間、通勤時間を除いた時間ですね。

子供が保育園児などの未就学児の場合、このように計算すると、平日1日のうち親子が一緒に過ごせる時間は3時間となります。

24時間−(平均的な未就学児の睡眠時間10時間+昼食休憩を含めた勤務時間9時間+平均的な往復通勤時間2時間)=3時間

※残業時間はゼロに設定した計算のため、残業時間が多い方は、残業時間分を引いてください。

休日は、睡眠時間以外ずっと一緒に過ごすと仮定すると、1日あたり13時間過ごせる計算です。

24時間−(平均的な未就学児の睡眠時間10時間+平均的な未就学児の習い事1時間)=13時間

週休2日間と仮定して両者を合算すると、1週間の合計時間は41時間。1年間は52週間なので、41時間×52週間=2,132時間(=約88日)。

つまり、1年間の24%である88日分しか、一緒に過ごすことができないのです。

子どもが成長していくにつれて、一緒に過ごせる時間はわずかとなる


子供が小学生、中学生、高校生と成長していくにつれて、ますます一緒に過ごす時間は減っていきます。

生涯で親子が一緒に過ごせる9年間のうち、小学校へ上がるまでに35%、小学校を卒業するまでには55%を使ってしまい、高校を卒業したら70%まで使ってしまうそうです。

わたしは親子の時間の過ごし方は量より質が大事だと思っているので、親子で一緒に過ごせる時間が少ないこと自体を「悲しい」とは思いません。

ただただ、親子で一緒に過ごせる時間は本当に貴重だなぁ、と胸がギュッと切なくなります。

乳幼児期など、24時間の子育てが心身ともにキツイ時期は、その大変さや親子で密着する時間が永遠に続くような錯覚に囚われてしまいませんか?

少なくとも、わたしはそうでした。

しかし、親子で過ごせる時間には、必ず終わりが訪れます。

あと何日、親子で過ごす時間が残されているのか


子供が社会人となり親元を離れたら、親子で顔を合わせるのは1年のうち数日程度という人も多いでしょう。

ある大学教授によると、親と別居している場合、一緒に過ごせる残りの時間は次のように計算できるそうです。

1年のうち、親と会う日数はお盆やお正月などの6日間程度、1日あたり親と接する時間を4時間とすると、下記の計算式となります。

1年で親と一緒に過ごす時間=4時間×6日間=24時間

つまり、親子に残された時間は、親の余命年数×1日(24時間)……

例えば、父親が現在65歳で平均寿命の80歳まで生きるとすると、父の余命年数は15年。その場合、あと15日しか、父と接することはできないのです。

もちろん、親元を離れても近くに住んでいたり、遠くに住んでいても頻繁に帰省していれば、もっと親と過ごせる時間は増えます。

個人の事情により差はありますが、それでもこの計算により導き出された親子で過ごせる時間の短さは衝撃でした。

親と子が直接愛情を伝えられる時間は想像以上に短い


親子で過ごせる時間の計算式からわかることは、自分の親と直接話すことができる時間は残りわずかだということ。

それは同時に、自分の子供に直接愛情を伝えられる時間も限られているということです。

毎日、毎秒、全力の愛情を表現してくれる我が子に、わたしも精いっぱいの愛を伝えたい。

あらためて、親と子が一緒に過ごせる時間のありがたさを感じ、この先後悔することのないように、今この一瞬一瞬を大切に生きたいと心から思いました。

* * * * *

子育て中のすべての母親に読んでほしい!感動して涙が止まらない「かぜのなかのおかあさん」の詩について書いた記事はこちらです。もしよかったら読んでください。

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