世界は広いです。自分の目で見て実際に体験しなければ、わからないことはたくさんあります。
様々な状況で夢が見えなくなってしまっている人たちに伝えたい。
あなたの夢は地球のどこかに絶対あります。
今回は、『トビタテ!留学ジャパン 日本代表プログラム』の詳細と渋沢栄一の幸福論を紹介します。
この記事であなたに伝えたいこと
日本の若者よ、海外留学へトビタテ!
文部科学省主催の、官民協働海外留学支援制度、『トビタテ!留学ジャパン 日本代表プログラム』の説明会に行ってきました。
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムの詳細はこちら
日本の未来を担う高校生、大学生の留学費用を返済不要の奨学金で支援する制度です。
要するに、
日本の若者よ、どんどん海外へ学びに出よ!
ということです。
トビタテ!留学ジャパン 日本代表の任務は3つあります。
①留学先で、ボランティア活動などの自主活動をすること。
②留学先で、現地の人々に日本の文化を伝えること。
③帰国後、自らの留学体験を日本の学生に伝えること。
もし私が今、高校生だったら、絶対に応募しています。
合格基準は
☑やる気
☑熱意
☑独自性
なんと学力は問われません。
留学に対する熱い想いと、留学先でこんなことがしたい!というオリジナリティある留学プランを面接官に伝えられるかどうかが鍵です。
日本の初代内閣総理大臣である伊藤博文も、近代日本経済の礎を築いた渋沢栄一も、海外留学で知見を広めた経験から日本の発展に大きく貢献しました。
日本資本主義の父と言われる渋沢栄一から学ぶこと
私は、渋沢栄一が生まれ育った街、埼玉県深谷市で生まれ育ちながらも、今年初めてその生家を訪れました。生家に程近い渋沢栄一記念館では、彼の思想や志に触れることが出来、深く感銘を受けたことを覚えています。
渋沢栄一とは、日本に初めて株式会社を導入し、日本初の銀行となる第一国立銀行をはじめ、東京証券取引所、日本赤十字社、帝国ホテルや帝国劇場など、500社以上の設立に尽力した人です。
NHKの朝ドラ「朝が来た」でディーン・フジオカが演じて一躍有名になった五代様が活躍した時代、「東の渋沢、西の五代」と言われた大実業家でした。
渋沢栄一が、三井高福・岩崎弥太郎・安田善次郎・住友友純などの他の明治の成功者たちと大きく異なる点は、「渋沢財閥」を作らなかったことです。「自分の利益を追うのではなく公共の利益を優先する」という考えを、生涯にわたって貫き通したのです。(出展:ウィキペディア)
深谷駅の駅舎は、東京駅と同じ赤レンガ造りになっています。東京駅や日本銀行に使用されている赤レンガは、渋沢栄一が創立したレンガ製造会社のものだからです。
深谷市が誇る、地元の偉人。私が好きな渋沢栄一の名言を紹介します。
夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず
夢がない人は理想がなく
理想がないと信念は持てず
信念がなければ計画をせず
計画をしなければ実行もできず
実行しなければ成果も生まれず
成果が得られなければ幸せになれない
つまり、幸せになりたい人は夢を持たなければいけない
ということです。
あなたの夢は地球のどこかに絶対ある
世界は広いです。自分の目で見て実際に体験しなければ、わからないことはたくさんあります。
明治時代を思えば、今や海外留学をすることはとても簡単で、誰もが選択肢のひとつとして選ぶことができる時代。目の前にある大きなチャンスに挑戦しないのはもったいないです。
様々な状況で夢が見えなくなってしまっている人たちに伝えたい。
あなたの夢は、地球のどこかに絶対にあります。
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私の生まれて初めての海外留学ホームステイとホームシックの経験、高校生の時のオーストラリア留学のことを書いた記事はこちらです。もしよかったら読んでください。