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【早期英語教育の体験談】幼少期から英語を身につけるメリット・デメリットを告白します【国語力も公開】

こんにちは。フィリピン親子留学から4年間セブに教育移住をした はな(近藤英恵)です。

子どもには英語で苦労をさせたくない、これからの時代に必須スキルとなる英語力を身につけてほしいと考えたことはありませんか?

近年、一気にグローバル化が進み、2020年から小学校の授業でも英語が必修科目となりました。つまり、中学受験を控えている小学生にとって、英語の成績は国語や算数と同様に重視されますし、逆にいうと英語ができれば有利になります。

英語は幼少期から身につけておくことが大事とも言われ、親にとってはどうやって子どもに英語を学ばせるかが重要な課題となってきていますね。

しかし、あまり早いうちから英語教育をスタートすることへの心配の声も聞かれます。

そこで今回は、我が家の英語教育事情を例にして、幼少期から英語を身につけるメリット・デメリットを率直にお伝えします。

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子ども時代から英語を学ぶメリット・デメリット

小学生から英語教育が必修となった今、「英語を学ぶのは早ければ早いほどいい」という意見をよく耳にします。では、子どもの頃から英語を学ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。

子ども時代に英語を身につけるメリットとデメリットについて、実体験からわかったことをまとめて紹介します。

早期英語教育のメリット

幼少期から英語を身につけるメリットは、ざっくりまとめると下記の3つです。

【メリット1】吸収力が高く英語が身につきやすい

英語を身につけるのは幼少期がよいと言われる1番の理由は、子どもの頃の吸収力の高さがあります。人間は幼児期に最も活発に脳細胞を形成していて、その後は年齢と共に減少していってしまいます。

言語学習の臨界期といわれる3〜7歳までの子どもは、日本語を覚えるのと同じように英語も自然に吸収することができるのです。

(第二言語の習得年齢における習熟度:Human Neuroplasticity and Education より引用)

私たちがはじめてフィリピン親子留学をした当時、7歳だった息子は第二言語として出会った英語に少し苦戦していたのに対し、2歳だった娘は母国語と同じように英語を吸収し、あっという間にバイリンガルになりました。

我が家の子どもたちの英語習得までの様子や帰国後の変化、日本の英語教育事情について書いた記事はこちらです。

【メリット2】正しい発音を身につけることができる

英語と日本語では周波数も発声の方法も異なるため、日本人が大人になってから正しい英語の発音を覚えるのは難しいと言われています。

そのため、中学校から大学まで10年も英語の勉強をして文法や単語はたくさん覚えたけれども、リスニングや会話をすることに苦手意識を感じる…という方が多くないですか?

うちの子どもたちは発音がめちゃくちゃ良いです。日本人は英語のLとRの発音の聞き分けが難しいと言われていますが、彼らからすると「なんでLとRの違いがわからないのかが、わからない」そう。

息子と娘に言わせれば、LとRの発音は聞き間違えるわけがないほど、まるで違う音だとのこと。

英語と日本語は周波数が異なることがわかっています。あらゆる言語の周波数をキャッチできる幼少期に英語を身につけることができれば、ネイティブに近い発音と「英語耳」を自然に手に入れることができるのです。

【メリット3】勉強として行わないのでストレスがない

大人の方の中には、「英語に苦手意識がある」という方もいらっしゃるでしょう。それは、中学生になってから勉強として英語を学習したことが原因になっていることが多いです。

受験のために必要だからしなきゃいけない「英語の学習」は苦になってしまいがちですし、それによって英語に苦手意識を抱いてしまうのはもったいないなって思います。

子どもの頃から英語を学ぶと勉強として捉えないので、あくまでもコミュニケーションの方法の1つとして英語を身につけることができます。ストレスなく英語を身につけやすられるのは、大きなメリットですね。

早期英語教育のデメリット

対して、幼少期から英語を身につけるデメリットは下記の3つです。

【デメリット1】アイデンティティが失われる可能性がある

英語教育を幼児期からはじめるとアイデンティティが失われる可能性があります。

日本人なのに日本人である自覚を持てないなど、どこにも自分は所属できない精神不安定な感覚になる可能性があるということです。

実際、我が家がセブ教育移住生活に終止符をうち、帰国をした理由のひとつにこの問題がありました。セブに教育移住をしていたのは、息子が7歳〜11歳、娘が2歳〜6歳までの4年間です。

セブ生活では学校の授業も生活もほぼすべてが英語で、フルタイムで働く私の変わりに子どもたちと多くの時間を過ごしてくれたのはフィリピン人の家政婦兼シッターさんだったので、毎日大半の時間が英語漬け。

そして4年目のある日、とある小さなことで注意したら6歳の娘がこう言ったんです。

「I can’t understand it, because I’m a Filipina!(私はフィリピン人だからそんなのわかんない!)」

あ…。マズイ…。このままだと娘のアイデンティティは日本人じゃなくなる…って思ったよね。

それもあって帰国を決断。で、いざ日本に来たら、そんな心配を吹き飛ばすほどあっという間に100%日本人になりましたけど。子どもの適応力の高さには毎度驚かされます。

【デメリット2】母国語が未熟になる可能性がある

幼児期に英語教育を始めると、日本語が未熟になる可能性があるとも言われています。たしかに、やり方によっては、そういうケースもあるかもしれません。

でも、我が家の実体験からいうと、よっぽどの偏りがなければ大丈夫だと思います。

娘も息子も英語漬けのセブ生活で英語はネイティブレベルまで流暢になったものの、私との会話はずっと日本語で継続していたので、日本語も流暢でした。日常会話はもちろん、帰国後の国語の成績も良いですし、作文はたくさんの方に褒めていただきます。

帰国後、漢字には多少苦労しましたが、「習っていないものがわからない」のは当たり前。「テストでわからなかった漢字はその都度覚えれば大丈夫!」と声かけをしながら小学校に通っていたら、3ヶ月くらいで漢字テストも満点が取れるようになりました。

【デメリット3】継続しないと忘れてしまう

せっかく英語力を身につけても、小学3年生〜6年生のいわゆる「ゴールデンエイジ」の前に英語学習を止めてしまうと、忘れるスピードが凄まじく早い。ということを、娘をみていて痛感しました。これは、私の反省点です。

とはいえ、6歳で帰国した娘はかなり英語を忘れてしまったものの、日本の小学校のクラスではそこそこトップレベルの英語力があります。また、完全に忘れたわけではなく、夏休みに短期留学をしたりして英語環境に戻ると、思い出すスピードも早いです。

「ゴールデンエイジ」の期間に留学をしてちょっと苦労して英語を話せるようになった息子は、娘に比べると英語力が定着しているように感じます。

早期英語教育を受けて育った子どもの国語力とは?

小学生の娘と当時中学生の息子が書いた作文を紹介しますね。教育者も含めて多くの方に賞賛していただいた作文です。

まるっと4年間、日本の教育を受けずに英語環境で育ちましたが、「日本語が未熟」ではないことをわかっていただけるのではないかと思います。

〜 ふうせん 〜

ある日、僕は突然生まれた。僕の体の中に空気が入ってゆく。苦しい。まわりには僕と同じ子がたくさんいた。これから僕はどこに行くのだろう。
僕より大きな大きな人間がたくさんいた。怖い、今すぐ逃げ出したい。しかし、僕は何もすることができないのだ。
僕は、女の子に渡された。僕は乱暴に扱われ、挙句の果てには僕に何か書き始めた。もう、うんざりだ。人間はひどい生き物だ。僕は人間を嫌いになった。僕は、自由になりたい。ただそれだけを願っていた。
「バタッ」女の子が転んでしまった。僕は転んだと同時に自由になった。僕はいろんな人間が見えた。怒っている人、悲しんでいる人、笑っている人、心配そうにしている人。たくさんの人間がいた。人間って自由なんだ。どんどん人が小さくなっていく。見えなかった景色も見えた。やっと自由になれたのに、僕はずっとぼーっとしていた。
突然僕は苦しくなってはちきれそうになった。そして、こう思った。
「次は人間になりたいな。」

(引用:小学6年生の娘の宿題、自作の物語より)

 

こちらは息子が中学2年生の時の作文です。かなり長いので、文章の転記は省略しますね。ご興味がある方は、ぜひツイートからご覧ください。

ちなみに、この作文を書いた息子は小学6年で英検2級、中学3年生で英検準一級に合格しました!

子供の背中を押すために親子で一緒に挑戦した英検準一級、1ヶ月の学習について書いた記事はこちらです。

子どもたちの成長と英語力の変化を振り返って

結論、個人的には、「英語を学ぶのは早ければ早いほどいい」ものの「少なくとも小学校高学年まで継続したほうがいい」と思います。

英語学習は小学校でも必須ですし、やり方次第で子どもに苦手意識を抱かせることなく伸ばせる分野です。

早期英語教育についてはいろいろな声がありますが、メリット・デメリットを理解した上でどうするのかは各自の判断となります。どちらにしても、せっかく英語を学ぶなら楽しく学習したいですね。

【小中学生のための国内留学】実は、英語以外にも!新たな時代に活躍できるスキルについて書いた記事はこちらです。よかったら、読んでみてください。

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