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  1. フィリピン親子留学・教育移住

私はドゥテルテ大統領が好きです。汚職が蔓延るフィリピンの闇と国民の支持率90%以上を誇る理由

暴言で一躍有名となったフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が日本のテレビや雑誌を賑わせています。 色々な人からかなり批判を浴びていますが、わたしはドゥテルテ大統領が好きです。 今回は、なぜドゥテルテ大統領はフィリピン国内で支持率90%以上という圧倒的な人気を誇るのかをお伝えします。

「フィリピンで1番危険な街」を「東南アジアで1番平和な街」に変えた男

わたしがフィリピンのセブに4年間在住していた時、彼はダバオ市長でした。 ドゥテルテ氏はダバオ市長を計7期22年務め、「フィリピンで1番危険な街」を「東南アジアで1番平和な街」に変えた実績があります。 彼は、役人や警官の汚職の撲滅、防犯体制の強化、夜間の酒類の販売禁止、市内清掃員やゴミの分別制度の導入、公共の場での全面禁煙制度の導入など、当時のダバオを大改革する取り組みを行いました。 自らハーレーという大きなバイクに乗って市内をパトロールしていたという話は、たくさんのメディアで取り上げられています。 ドゥテルテ氏の強いリーダーシップにより、どうしようもなく汚くて危険だった街が、綺麗で安全な街へと生まれ変わったのです。 親しくしていたフィリピン人の同僚のうち数名はダバオ出身で、当時彼女たちからドゥテルテ氏の話をよく聞いていました。 そして、まさに大統領選に向けて選挙活動が盛り上がっている最中に私達親子は帰国。 そのため、帰国後も大統領選挙の結果や大統領就任後どんなことをするのか気になり、注目していました。

国民の支持率90%以上!?圧倒的な人気を誇るドゥテルテ大統領

ドゥテルテ家はセブ出身の政治家一族で、父親のビセンテはマルコス政権の総務長官も務めた法律家。また父親の従兄弟はセブ市長を3期務めた政治家です。 そんなこともあり、セブでのドゥテルテ人気はトップアイドルかと思うほどの高さです。 セブの友達は毎週末ドゥテルテ氏を応援するイベントに出かけ、燃えるようにドゥテルテ支持を訴えていました。 ドゥテルテ氏のイベントに参加するために、わたしとの約束がすっぽかされたこともありました。 「犯罪者は撃ち殺す」「腐敗した官僚や警察は皆殺しにする」というドゥテルテ大統領の発言を聞くと、一見恐ろしい響きがしますが、わたしは賛成です。 むしろ、もっとやってやれと言いたいです。人権問題とか諸々議論になっていることは承知の上です。 フィリピン人の陽気さ、思いやり深さ、心の広さは大好きです。でも、フィリピンの政治は腐っています。政治家や警察と麻薬組織がグルになっていることもあります。 一握りの人々だけが甘い汁を吸い、貧富の差がものすごくある国です。 富裕層は日本人の金持ちもビックリするレベルの大金持ちですし、スラム街に住む貧困層は今日食べるものにも困っているほど飢えています。

スーパー台風ヨランダの被害に乗じてお金儲けをする人たち

3年前、2013年11月にフィリピンのレイテ島にスーパー台風ヨランダが直撃しました。 観測史上最大級の895ヘクトパスカルに達し、竜巻のような風速65メートル、最大瞬間風速90メートルという勢力の巨大台風です。 セブ島の北に位置するレイテ島、特にタクロバン市を中心に深刻な被害を引き起こし、死者は10,000人を超えました。 高潮という、海水面が高まり高波とともに陸地に押し寄せる現象が長時間発生し、街が海に飲み込まれたのです。 台風が去った後の光景は、まさに東日本大震災の津波が襲った地域のようでした。 フィリピン政府は、総人口の1割に当たる約967万人が被災したと発表し、当時のアキノ大統領は非常事態宣言を発令。 この大災害は世界中で報道され、世界各地からたくさんの救援物資が被災地に運ばれました。 しかし、多くの物資は被災した住民に届かず、一部の役人が独占しました。救援物資を横取りして、販売し、金儲けをする役人までいたとのことです。 全てではないにしろ、世界中の純粋な、思いやりの気持ちが詰まった物資が金儲けの道具にされてしまったことは許せませんでした。 ボランティア団体を主宰するセブ在住の友人は、その状況に非常にショックを受け、自ら直接被災者に物資を届けるためにタクロバン市へ何度も足を運んでいました。 わたしは、信用できるその友人に物資を預けました。この台風災害後の腐った対応は、ほんの一例です。

なんでもお金で解決できるが、逆に、お金がなければ何も進まない国

フィリピンで仕事をしていると、役人や警察など、本来なら国の規律を正す側の人間が裏金を要求してきます。 裏金というのは、物事を進めるため、もしくは許可してもらうために不正なお金を払うこと。今話題の韓国のパク・クネ大統領の親友であるチェ・スンシル容疑者が、裏金を払って娘を名門大学に入学させていたことで大問題になっているアレです。 フィリピンでは、会社を設立する時、許可証を発行してもらう時、インターネットの工事をする時など、あらゆる場面で裏金が求められます。正論を主張したところで通りません。 良く言えば、なんでもお金で解決できますが、逆に言うと、お金がなければ何も進みません。一部の豊かな人達はますます豊かになりますし、貧しい人達はなかなか貧しさから抜け出すことが出来ません。 治安についても同じことが言えます。24時間セキュリィガードに守られている高級コンドミニアムに住み、自家用車もしくはタクシーのみで移動できる富裕層はそれほど治安に悩まされることはありません。 犯罪の多くはジプニーという安い乗り合いバス内や、貧困層が多く住むエリアなどで起こっています。 警察はお金のない人達を守ってはくれません。知人がジプニーで窃盗に合い、警察に被害届を出しに行った時、警察は「ジプニーに乗ったお前が悪い」と取り合ってくれませんでした。 「もっと正当に犯罪者を裁く必要がある」と言ってドゥテルテ大統領を批判しているテレビ番組の解説者は、現実を知らずにただ綺麗ごとを言ってるアホです。

ドゥテルテ大統領のようにハッキリと物が言える日本の政治家がいて欲しい

暴言の多いアメリカ大統領候補者になぞらえて、ドゥテルテ大統領を「フィリピンのトランプ」と言う人もいますが、全く違います。 人種差別や少数民族などへの差別発言が多いトランプ候補に対し、ドゥテルテ大統領は少数民族を大切にする人情深さがあります。 ダバオ市長時代には、初めて少数民族の議員枠を作るなどの政策も実行してきました。 「アメリカと決別する」などの発言についても、単なる暴言ではなく、植民地としてアメリカに統治されてきた歴史的背景を無視することはできません。 植民地とは、つまり奴隷です。さらに、1946年にフィリピンが独立してから40年以上もアメリカ軍はフィリピン国内に留まり、実際にはアメリカに支配されているような関係が続きました。 日本は戦後からずっと、今に至ってもなお、まるでアメリカの植民地のようで、何でも言いなりになっています。 ドゥテルテ大統領のようにハッキリと物が言える日本の政治家がいてほしいです。 ドゥテルテ大統領は「私は主権国家の大統領だ。もうフィリピンは植民地ではない。つまり、フィリピン国民以外は私の主人ではない。」と述べています。 また、様々な批判に対して「私が失脚するなら、それも運命だ。運命にはさまざまなことが付き物だ。私が死ぬなら、それも運命だ。大統領とは暗殺されるものだ。」などと述べています。 まさに命がけです。フィリピンを心から愛し、命をかけて国を変えようとしているその真剣な姿勢が、支持率90%というものすごい人気に繋がっているのです。 フィリピンの腐った政治は改革が必要です。 この国の構造そのものを大きく変え、役人や警察の不正、汚職を完全になくすためには、ドゥテルテ大統領のような劇薬、つまり多少痛みあってもが激しく効果がある薬のような指導者が必要です。 色々な人からかなり批判を浴びていますが、わたしはドゥテルテ大統領が好きです。 以上、セブ親子留学カウンセラーのハナ(@harunatzy)でした!

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