できるに気づき、できるで羽ばたく【国内留学・海外留学のハナサカデミア】

  1. ワーママの独り言

Re-rise Newsに掲載されました!産後うつからフィリピン親子留学、セブ教育移住をして人生に花が咲いた私の体験談

こんにちは。ハナマルサロン代表の近藤英恵(はな)です。

Re-rise News(リライズ・ニュース)にわたしのインタビューを掲載していただきました!

「あなたの夢は?」「あなたのビジョンは?」などをインタビューしていただき、このような素敵な媒体でわたしの想いを発信する機会をいただけたことに感謝です。

なぜ、この夢を持ったのか、その背景はなんだったのかなど、深く考える良い機会になりました。

今回は、産後うつで死のうとした経験や、セブ教育移住でぶち壊された日本の常識、フィリピンで出会った新しい価値観について、インタビューで回答した内容をお伝えします。

Re-rise News(リライズ・ニュース)とは?

AI時代に人間にチャンスを提供し、まだ見ぬ未来から今をリライズする新時代創造マガジン。

変化が激しい激動の時代とも言われている現代、一人一人の生き方は周りの人の生き方のヒントになります。これからの時代は、AIの登場により人間の在り方が問われてくると共に、働き方の変化、生き方の変化など、これまでの生活が大きく変わりつつありますね。

リライズニュースは、そんなAI時代に各分野で活躍している人の声を、インタビューという形で届けています。少しでも視聴者のヒントになり、まだ見ぬ未来から、今をリライズ(再創造)するという意図からリライズニュースと名付けられました。

新時代を創造するヒントを与えるメディアです。

近藤英恵(コンドウハナエ)のインタビュー

今回、一発収録のインタビューでバクバク緊張してしまって全然うまく話せませんでしたが、少しでもあなたに思いを伝えることができたら嬉しいです。

YouTube動画を見る時間のない方のために、お話した内容の書き起こしを以下にまとめて紹介します。

Q1.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

わたしの夢は、母親だからという理由で夢を諦めるママをゼロにすることです。

日本では、妊娠出産をきっかけに自分の夢を諦めてしまう女性がすごく多いなって感じていて。わたし自身もそうだったんですよ。

母親になったら自分よりも子供を第一優先にしなければいけないし、子供を中心にこれからの人生を生きていかなきゃいけないって思い込んでいたんです。

日本の固定観念が刷り込まれていたな、というのは海外に出て外から日本を見た時に気付いたんですけれども。

当時はそれが当たり前だと思っていたので、何の疑いもなく「日本の母親の理想像」を目指して自分のことを追い込んでいて、心身ともに病んでしまった経験があります。

日本では非難される母親の行動が、他国では賞賛されることもあるほど。世界へ視野を広げると、人生の選択肢はぐんと増えるってことを知らなかったんです。

そんな自分の経験から、母親だからって夢を諦めなくていいんだよ、母子家庭だからという理由で諦めなくちゃいけないものなんてないんだよ、っていう情報をたくさん発信していきたいなと思っています。

やっぱりお母さんが輝いていると、子供の表情も明るくなるんですよ。

お母さんが元気がなくて、しっかりしなさいとか元気出しなさいって言われても子供だって元気でないですよね。

わたしたちの想像以上に、お母さんが悲しんでいることとか、苦しんでいることとか、逆に楽しんでいることって全部子供にダイレクトに伝わるんです。

子供たちの表情を見ていて、小さい頃から今に至るまで、わたしの感情一つで子供の表情がすごく変わるなっていうのを近くで見てきました。

それに気づいてから、ママがやりたいことに思いっきり挑戦する背中を子どもに見せることが、一番の子供の幸せだったり成長につながるなっていうのがわかって。

今までいろんなトライ&エラーを通して自分が経験してきたことなので、もっともっと伝えていきたいなと思っています。

わたしのビジョンは、「ママになっても自らの夢を諦めずに挑戦し続けられる社会をつくること」です!

 

Q2.それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

実は今年、41歳で脱サラをして、『ハナマルサロン』を開設しました。親子で新たな挑戦をして人生の可能性を広げたいママのための、ママ限定の学びサロンです。

ハナマルサロンでは、子育て中のママの夢と挑戦を全力で応援します。7年以内に、日本一ママの挑戦者を輩出するママサロンにすることが目標です。

わたしは親子留学からフィリピンのセブ島に4年間移住しまして、日本へ帰国してからその魅力をブログで発信をしていたんですけれど。

情報発信すればするほど、セブの子育て環境ホント最高だよねっていうことで、ママさんから問い合わせをたくさんいただいてきたんですよ。

そしてブログを4年間運営するなかで、たくさんのママさんからお問い合わせをいただいて、実際にサポートをさせてもらって親子留学に行かれた方もいますし、その後セブ親子移住を実現された方もいます。

でも、サポートして親子留学に行って終わりっていうのはすごく寂しいな、もっと人生まるごと関わっていきたいなっていうふうに思ったんです。

すでに親子留学に行かれた方と、まだこれから行きたい方がいるわけじゃないですか。

なので、経験者と挑戦者が繋がることができて情報共有ができてお互いに励まし合えるようなプラットフォームを作りたいなと思って、まず1年半前にそのSNSを作ったんですよ。

ハナマルサロンの原点となる、ママ限定のSNSです。親子留学、親子移住、親子起業という新たな挑戦に興味があるママたちが繋がりあうために立ち上げました。

で、思ったのは、やっぱり結構いらっしゃるんです。お母さんでチャレンジをしたい方って。

話を聞いてみると心の中ではそう思っているけれども、日本の環境というか常識、世間体とかを考えるとなかなかそれを表に言えなかったり、言ってしまうと叩かれたり。

母親のくせに主婦のくせに何言ってるのとか、子連れで海外に行きたいなんて!みたいなことを義理のお母さんに言われてしまったというケースもあります。

パートナーの理解や協力がなかったりとか、いろんな環境の方がいらっしゃって、やりたいけど言えないし一歩を踏み出すことができないという相談もすごく多かったんですよ。

それでも、ママ同士、繋がって、その想いをアウトプットしあって、適切な情報さえあれば、自ら踏み出していくんです。

「あと一歩」の後押しを求めてる方がすごく多いんだなって思いました。

ひとりでは一歩を踏み出せないけど、誰かと一緒にだったり、共感してもらえたり応援してもらえることでやっと踏み出せるっていう方は意外と多いなって感じています。

現在、サロンメンバーさんのお子さんは2歳、3歳から上は中高生もいて、情報交換をしながら様々なチャレンジをしています。

 

Q3.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?

ハナマルサロンのコンセプトは「親子で新たな挑戦をして人生の可能性を広げる場」で、2つの行動指針をもって活動をしています。

一つ目が、自分も子供も可能性に満ちていることを信じる!

先回りして心配して諦めてしまったりする方がすごく多いなと思うので、まず信じることが大事だと思っています。

二つ目が 、ママがやりたいことを思いっきり挑戦する背中を見せる!

これらの行動指針をもとに、いろんな活動をサロンメンバーと共にしていて、今、大きく3つの活動をしています。

まず1つは、先程お伝えした、ママ限定のSNSですね。親子留学・親子移住・親子起業の経験者と挑戦者がつながって情報交換ができるプラットフォームの運営をしています。

はじめは一人で立ち上げて運営していたんですけれども、今はサロンメンバーにも運営に関わってもらっていて、もっと良くしていきたいです。

2つ目に、世界各地でグローバル育児をしているママさんだとか、ビジネス界で活躍してる中高生や起業家をお招きして、子育てセミナーやライフハックセミナーを定期的に開催しています。

ここでは、親子留学とか親子移住したい人にとって有益な情報を収集したり、スキル学習だったり、子育てに関する様々な価値観、国が違えば価値観が全然違ったりするのでそういう情報を共有できるような機会を作っていきたいなと。

最後3つ目ですね。海外移住したいけど英語力がないから不安っていう相談も多いので、セブの語学学校で校長をしていたわたしが講師となって、テスト対策みたいな「勉強」ではない、移住の際に即役立つような実践英会話レッスンを行っています。

すべてが挑戦に結びつくような機会の提供とか、後押しとか、サポートをしていけたらなと思って活動しているところです。

具体的な障壁じゃなくて、「不安」という心理的な壁が自分を止めているって方が多いので、少しでもその不安を取り除くことができるように、できる限りのサポートをしたいと思っています。

ご希望の方には、人生コンサルみたいな感じで、そのママさんと1対1で徹底的に話をお伺いをしてその方の人生の目標を達成するためには何をしたらいいのかっていうところの計画も一緒に考えていきます。

親子留学とか親子移住ってあくまで手段だと思うので、それを経て、何をやり遂げたいのかっていうものがあるはずなんですよね。

そこのところを明確化していって、どういう形の留学をするのがそのママさんにとってベストなのか、ママにとってもお子様にとってもベストなプランを一緒に考えていきます。

英会話力も上げて、最後にいってらっしゃい!と言って送り出して、本当にご希望の方は、わたしも行きますよ(笑)移住した方が現地に慣れるまでの期間のどこかのタイミングで、わたしもセブに飛びまして、現地ガイドをします!

 

Q4.その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

わたしの人生の転換期というか、一番大きかったのは、セブ親子留学からのフィリピンに教育移住をした4年間です。そこで価値観がものすごく大きくアップデートされたんですよ。

これは日本にいるママさんたちにもっと伝えたいなっていう思いが、そこから湧き起こったのが今の活動の原点になっています。

まず一番に思ったのは、「育児って孤独じゃないんだ」ってこと。それがすごく衝撃だったんです。

孤独な子育てを経験しているママさんにはすごく伝わるんじゃないかな。日本の子育てって、母親に負担が集中しているなって思うんですね。

パートナーの協力がなかなか得られず一人ですべてのタスクをこなす「ワンオペ育児」っていう言葉も社会問題になりましたけど、育児と仕事の両立もものすごく大変だし。

孤独な状態で一人で全ての責任を抱えて、背負い込んで、自分のことを追い詰めながら頑張ってるお母さんがすごく多いなと思っていて。自分もそうだったので、その辛さがわかるんです。

でも、日本にいた時はそれは当たり前だと思ったんですよ。

お母さんなんだから、もうわたしはママになったんだからそれが当たり前。母親だから育児も家事も料理もすべて完璧にできないといけないという思い込みがあって。

でも、一歩海外に飛び出してフィリピンに移住をしてみたら、全然そんなことは「当たり前」じゃなかったんです。

フィリピンは英語留学の人気が上がっていることで有名ですが、管理職における女性の割合が世界1位に輝いた国でもあるんですね。で、女性がすごく活躍していて輝いています。

日本だと、子供を出産したら仕事を辞めなきゃいけないかなとか、セーブしなきゃいけないかなとか。

子供を第一優先にして自分のプライベートも趣味とかも全部そぎ落として子供100%の生活をしなきゃいけない、ってわたしは思っていたんですけど、フィリピンの女性は全然そんなことなくて。

出産してママになっても思いっきり仕事はするし、思いっきり趣味も楽しむし、自分の人生を生きていて、そこに対してとやかく言う人もいないんです。

PTAの行事への参加なども、個人の生き方が尊重されているので、日本のようにボランティア作業に参加しない人が村八分(仲間はずれ)になるような同調圧力もないし。

ママであろうが誰であろうが、個人の人生、自分の人生を生きることが尊重されるってすごいなって思いました。

あと、カールチャーショックだったのが、フィリピン人は本当に誰もが子供大好きってことですね。

フィリピンでは、それこそ一人で外出するよりも子連れ外出した方が街を歩きやすいんじゃないかって思うほど、いろんな人が手を差し伸べてくれて子供に優しく接してくれるんです。

日本だと子連れで外出するってものすごくしんどいことで、どこに行っても「すみません、すみません」って気を遣いながら歩いていかなきゃいけない。

フィリピンでは、レストランのウエイトレスさんとかが、ハッと気がついたらミュージカルを繰り広げているんですよ。レストランの中で、うちの子供たちと歌って踊っているんです。

しかも、他のお客さんも「So cute(可愛いわね〜)」とか言って、微笑ましく見てるし!

日本だったらもう、そんなことしたら帰れコールの無言の圧力を受けるじゃないですか。

もうカルチャーショックがすごくって、子連れでもこんなに優しく社会に迎えられて、たくさんの人が助けてくれて、家族とか近所の人とか関係なく初めて出会った人でさえ、みんなで子供を育てる社会。

その優しい空気の中で子育てができるっていうのは、本当に嬉しかったし、価値観がめちゃくちゃアップデートされました。

 

Q5.その発見や出会いの背景には、何があったのですか?

実は、わたし自身、産後うつで死のうとした経験があるんですよ。

日本の産後うつの自殺者は、妊産婦の死亡原因の中で一番多いっていうデータも出ているんです。

わたしも経験したからわかることなんですが、本当に子供への愛情はもちろんあって、でも子供のベストな将来を作っていきたいがために、完璧な育児をしたいがために、あまりにも自分のことを責めすぎてしまって。

育児書を腐るほど読みましたし、いろんな小児科の先生のところに行ったりとか。あ、うちの子はアトピー性皮膚炎で赤ちゃんの頃から結構ひどくて全身血だらけになるまで毎日掻きむしっていたんです。

わたしは23歳で結婚して24歳で出産したんですけれども、結婚と同時に新しく移り住んだ土地で知り合いもいない、旦那は仕事が忙しくてほとんど家に帰ってこない中、24時間ひとりぼっちでワンオペ育児をしていて。

息子は身体中が血だらけになるまで掻きむしっているし、どうしたらいいのかって悩みながら、いろいろ勉強しながら本を読みながら試行錯誤しながらの育児だったんですけど。

まあどう頑張っても育児書通りにいかないんですよ。小児科の先生の言う通りにはいかないんですよね。

その理想と現実とのギャップのところでも苦しんで、それは自分がダメだからだっていうふうに母親である自分を責めてしまい追い詰めてしまうっていう中ですごく苦しい経験をしました。

最終的に乗り越えていったんですけれども、その後フィリピンで出会った価値観がもうカルチャーショックすぎて。

育児って一人で抱え込まなくていいんだ!みんなで子供を育てていけるものなんだなっていうのは、もう感動でしかなかったんです。

日本で今育児に悩んでいたり、産後うつや育児ノイローゼで苦しんでるお母さんがいたら、それでもし仮にちょっと死にたいなって思ってしまうくらい追い詰められている方がいたとしたら、フィリピンに来てほしいと思って。

フィリピンに来て、価値観をアップデートしてほしいって思ったんです。

わたし自身、フィリピンのセブに住むまでその情報を知らなかったから、もっともっと伝えたいと思っています。

息子が今16歳なので、まぁ16年前なんですけど、当時はまだインターネットもあまり普及していなかったので、とにかく情報がない中での孤独な子育てがもう本当に辛かったんですよ。

だからこそ、この世界にはいろんな価値観があって、今もし日本の固定観念にとらわれて母親だから全部完璧に自分でやらなきゃいけないって思い込んでるお母さんがいたとしたら、そんなことはないんだよって伝えたい。

子供のためと言って自分のことを抑えて自分のやりたいことを全部我慢していると、その辛さとか、なんだろうお母さんの感情って全部子供に伝わるから。

うちの息子は、小さな頃は人見知りで消極的でいつも私の足にしがみついて隠れていたんですけど、中2で起業したんですね。

母親であるわたしが挑戦する姿勢を見せるようになってから子供たちも積極的になってきたので、そういう背中を見せて来られたからかなっていうふうに思ってます。

その情報をもっと伝えて、もっとたくさんのママさんが繋がって、お互いのことを励まし合いながら、やっぱり仲間ってすごく大事なので、この輪を広げていけたらいいなぁと思っています。

日本の孤独な子育て環境にいるママさんに届けたい

今回、「あなたの夢は?」「あなたのビジョンは?」などをインタビューしていただき、このような素敵な媒体でわたしの想いを発信する機会をいただけたことに感謝です。

なぜ、この夢を持ったのか、その背景はなんだったのかなど、深く考える良い機会になりました。

産後うつで死のうとした経験や、セブ教育移住でぶち壊された日本の常識、フィリピンで出会った新しい価値観について、一人でも多くのいま育児に悩んでいるママさんに届けることができたら嬉しいです。

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