こんにちは。日々、SEOの研究に励む親子留学カウンセラー&ライター講師のハナ(@harunatzy)です。
ブログは、記事タイトルの付け方で読んでもらえるかどうかがまったく違います。
どんなに素晴らしい記事を書いても、読んでほしい人(ターゲット)に読んでもらえなければ、そのブログはあなたが読んでほしい人にとって存在しないのと同じ。
好きな人に読んでもらえない告白の手紙と同じくらい意味がないってワケです(涙)
もし、あなたがブログを活用して仕事につなげたいと思っているとしたら、ブログ記事タイトルの決め方はめちゃくちゃ重要だと思ってください。
当ブログ『ハナサカデミア』は、92%以上がWeb検索エンジンのSEOキーワードからの流入。「子育て」「英検」「TOEIC」「留学」「移住」など、育児や教育系を絡めた約100のキーワードでGoogle検索順位1位を獲得しました。
今回は、先日のライター養成講座でお伝えしきれなかったコツやSEO1位の実例を含め、ブログ記事タイトルの決め方でアクセスが劇的に上がる5つの方法を紹介します。
この記事であなたに伝えたいこと
1.ブログ記事タイトルにはターゲットに検索されているSEOキーワードを入れる
どんなキーワードでも検索上位になるのは嬉しいですが、そもそもあなたのターゲットとなる人が検索していないキーワードでは、あまり意味がありません。
どんな人にあなたのブログ記事を読んでもらいたいのか、読者ターゲットを決めることが大事です。
読者ターゲットを具体的にイメージできていなければ、キーワード選定はもちろん、タイトルや記事の内容にブレが生じますからね。
※ライターさんが他社メディアの記事を書く場合は、発注者の指示書にあるキーワード(商品/サービス)のターゲットを想定します。
読者ターゲットのペルソナを決めよう
ターゲットのペルソナ(具体的な人物モデル)はこんな感じで詳細を設定します。
ブログをはじめる際に設定するペルソナはこれくらい詳細があるといいですが、一記事ごとにテーマを変えてペルソナを決める場合はもう少しざっくりでもいいでしょう。
ちなみに、ペルソナは過去の自分もしくは身近な友人・家族をイメージすると、具体的に設定できますよ♪
そのペルソナがどんな悩みを抱えながらどんな生活を送っているのかが鮮明にイメージできれば、おのずと「どんなタイトルがターゲット読者の心に響くか」を想像できます。
「読み込まれるブログ記事」を生み出すためには、どんな情報を伝えたら読者(ペルソナ)の悩み・不安を解決してあげることができるか、を考えるのが最も近道。
ブログタイトルでは、その解決策が記事に書かれていることを端的に示せばOKです!
SEOキーワードを調べよう
読者ターゲットに検索されているキーワードを調べます。SEOキーワードの選び方は、下記の3つのステップです。
- キーワード候補を出す
- キーワードを絞り込む
- 優先順位を決める
まずは、考えられるキーワードをあげ、候補キーワードで実際に検索してみます。
2と3の段階では、「多くの人に検索されている関連キーワード」を選びます。また、優先順位の高いキーワードをなるべくタイトルの前半に持ってきましょう。
検索している人が多いか少ないかは、Googleのキーワードプランナーを使えばカンタンに調べることができます。ぜひ活用してみてください↓
Google広告のアカウントを作成すると、無料でつかえます。キーワードプランナーの設定方法などをわかりやすく解説している記事があるので、もしよかったらどうぞ。
【最新版】5分で分かる「Googleキーワードプランナー」の使い方を解説
ただし、検索している人が少なくても、あなたのターゲットにとって需要が高いキーワードであれば、あなたのブログが検索上位に表示される価値は大きいです。
2.ブログ記事タイトルに読者ターゲットを入れてわかりやすくする
ブログ記事を書くときは、自分が書きたいだけの記事なのか?それとも読者が読みたい記事なのか?を常に自問自答しながら書くのが大前提です。
だからこそ、ターゲット読者(ペルソナ)の設定が重要。
ペルソナが明確になっていれば、その人物(ペルソナ)にわかりやすく伝えるように書くのみですから。
そして、ペルソナをタイトルにもわかりやすく反映してしまうという手があります。
例えば…
▶仕事と育児を両立したいワーママ必見!
▶親子留学に挑戦するママに必須のスキル
▶子育て中のお母さん必読の感動絵本
などをブログ記事タイトルに入れると、よりターゲットにとって目につく記事になります。
かといって、ターゲット以外には読まれなくなってしまうのでは…と心配する必要はありません。
自営業のパパだって、ワーママ必見の時短スキルを参考にする人もいますし、海外への子連れ転勤が決まったサラリーマン男性が「親子留学に挑戦するママに必須のスキル」を読むこともあります。
大切なのは、どんなブログ記事なのかが、タイトルでわかりやすくなっていることです。
「主婦 英検」検索1位の実例(当サイト記事)
実際にわたしが書いたブログ例をみてみましょう。
「主婦 英検」というキーワードで長年1位をキープしているわたしの英検記事はこちら。ガッツリ読者ターゲットをタイトルに入れています。
子育て中の主婦でも英検準1級に合格できる!子供の背中を押すために親子で一緒に取り組んだ英語の勉強
なんと!日本英検協会のホームページ(2位)を抜いて堂々の1位って嬉しすぎて泣けますよね。
3.ブログ記事タイトルに数字を入れて具体性を高める
説得力を増すためには数字を入れるのがおすすめです。
例えば、
▶100人中95人が成功したマル秘ダイエットの裏技
▶ワーママの89.9%が納得!家事のスーパー時短術
みたいな感じ。(↑これはちょっと大げさですが…笑)
また、情報が溢れている今、ひとつひとつの情報を探すのはものすごく面倒。だからこそ、調べる時間を節約できる「まとめ」記事に価値を感じる人も多いです。
例えば、
▶主婦のための英語勉強法3つのルール
▶AI時代を生き抜く子育て法5つの秘訣
みたいな感じです。
また、情報をまとめるときは、3つか5つにまとめるのがおすすめです。
日本人は偶数より奇数を好み、最も好きな数字は3・5・7と言われてるから。で、ターゲットにもよりますが、7つだとちょっと多くて読む人の心理的ハードルが高くなるため、3つか5つが良いのです。
これは心理マーケティングで、検証された法則なんです。ご興味がある方は、こちらの本をお読みください。
「親子留学 エージェント」検索1位の実例(当サイト記事)
それでは、ブログ記事の例をみてみましょう。
留学エージェント会社は信用できない。2児の母である私が親子留学にフィリピンのセブを選んだ5つの理由
一番上の記事は広告。検索1位は当サイト、ハナサカデミアです。
参考までに、「親子留学 エージェント」の検索2位〜6位はこちら↓
「親子留学 エージェント」の検索7位〜10位も、ドメインパワー(Webサイトの強さを示す指標のこと)がクッソ強い競合ばかり↓
わたしのブログ以外、1ページ目(1〜10位)も2ページ目(11〜20位)も、法人のメディアしかない…。恐縮ですが、嬉しすぎます。
Web設計やSEO対策、記事の量産などに大きな予算を投じている企業ホームページや大手メディアがひしめきあっているなかで、更新頻度の少ない個人ブログの記事が長年上位をキープしてるってすごいことですよね。
個人でも大手企業に勝てちゃうことに湧き上がるやりがいを感じますし、SEOって夢がある!!!
4.ブログ記事タイトルはコピーライティングで決めよう
商品やサービスの「価値」を伝えるときは、コピーライティングを意識すると伝わりやすいです。
コピーライティングとは「言葉で人の行動を変化させる」こと。
単にキャッチコピーを考えるだけでなく、
▶どうすればモノが売れるか
▶どうすればサービスが受け入れられるか
▶どうすれば人に集まってもらえるか
そのための道筋や戦略を考え、情報を整理し、言葉でまとめ上げる力を、コピーライティングといいます。
ターゲットの「悩み」「不安」「願望」はもちろん、「恐れていること」をタイトルに入れておくのも、読者ターゲットの心に響くコピーライティングの手法です。
ここでぶっちゃけると、タイトルに入れるのはネガティブワードがおすすめ。(※ライターとして記事作成を受注する場合は、掲載メディアの方向性に合わせてください。)
人が行動を起こす理由は2つしかなくて
◆欲求や快楽のため
◆苦痛から逃れるため
のどちらかなのですが、圧倒的に後者の「苦痛から逃れるため」のほうがパワーが大きいからです。
例えば、「〇〇を決断したら楽しい!」みたいな欲求よりも、「○○を決断したらこの苦しみが消えてなくなる!」というほうが行動心理に影響するエネルギーが強いんです。
あ、だから、わたしは行動力があるって言われるのかもですね。(波乱万丈な人生が活力です笑)
そこでちょっと考えてほしいことがあります。
商品やサービスの良い面、当たり障りのない口コミだったら、企業ホームページなどのWebサイトに溢れていますし、友達にも聞きやすいです。SNSでもキラキラした自慢情報ばかりが溢れていますね。
でも、ガチでネガティブな話や失敗談って、ちょっと友達には気軽に聞きにくいですし、細部まで突っ込みにくくないですか?
世の中の大半の人は、そういうリアルの世界では聞きにくいことをインターネットで調べるのです。
人がおおっぴらには話しづらいこと、あまり出回っていない情報は、いまの時代において価値があります。
そのため、「失敗談」「極秘」「暴露」「衝撃」「裏技」という裏情報のようなキーワードは強いのです。
SEOライティングの重要な考え方がわかるので、ホームステイ関連のネガティブワードで当サイトが数年間検索1位をとり続けている記事を紹介します。
「ホームステイ 失敗」検索1位の実例(当サイト記事)
「ホームステイ 失敗」の検索で、当サイトは長年1位をキープしています。
【体験談】ホームステイの居心地が悪くて大失敗!カナダ留学先のホストファミリーから学んだ語学学校に通う大切さ
「ホームステイ ストレス」検索1位の実例(当サイト記事)
「ホームステイ ストレス」の検索でも、当サイトは長年1位をキープしています。
【体験談】海外ホームステイのストレスを乗り越える方法。悔しくて夜中に1人で泣いた、家政婦のように扱われたニュージーランド留学生活
上記2つのキーワードに共通しているのは、ネガティブキーワードの体験記事であること。
ここで、質問です。
「ホームステイ失敗」とか「ストレス」って検索する人は何が知りたくてこのワードを打ち込んでいるでしょうか?
そう。当たり前ですが、決して「ホームステイ先で失敗したい」とか「ストレスでいっぱいのホームステイ生活を送りたい」わけではありません。
「どうすればホームステイで失敗しないか」「どうすればホームステイのストレスを乗り越えられるか」を知りたくて検索しているのです。
つまり、読者ターゲットは「海外ホームステイを検討している留学見込み客」となります。
それらの読者の不安や悩みを記事で丁寧に解決してあげて、タイトルに適切なキーワードを入れたら、「SEOに強い記事」の完成です。
細々と更新している個人ブログでも、数千〜数万記事を誇る巨大メディアや企業ホームページにだって勝てることに、なんというか希望を感じませんか!
5.ブログ記事タイトルの文字数は32文字以内にまとめる
ニュース記事だってタイトル(見出し)を見て本文を読むか読まないかを瞬間的に判断しますよね。
ブログも同じで、パッと見たときの第一印象が大切。つまり、はじめに目に飛び込んでくるタイトル文が勝負ってことです。
ブログのタイトルはGoogleなどの検索結果として表示された際におおよそ30〜32文字以降は「…」と省略されてしまいます。
せっかく考えたタイトルも、長すぎて大切なキーワードが検索結果に表示されなかったらもったいないです。
文字数カウントができるサイトを活用するとわかりやすいので、参考にしてみてください。
どうしても32文字以内におさまらない場合は、重要なキーワードだけでも最初の32文字以内に入れるといいでしょう。
わたしのブログタイトルはほとんどそんな感じで32文字を超えていますが(笑)、パッと見の情報は大事にしています。
あなたのブログ記事の検索順位をサクッと確認したいときは
最後に。この記事で紹介した検索画面は、すべてシークレットモード画面です。
狙っているキーワードを実際に検索して順位を確認するときは、シークレットモードで検索することを忘れずに。
インターネットで情報を検索した際は、ページの履歴や閲覧時間、キャッシュ画像、ダウンロードしたデータなどの履歴が残ります。
そのため、日頃から何度も自分のブログをチェックしていたりすると、通常画面の検索では自分の記事が上位に表示されやすくなってしまうのです。
Google Chromeのシークレットモードの起動は、以下の操作が楽チンです。
▶Windowsパソコンの場合:Google Chromeを起動している状態で「Ctrlキー + Shiftキー + nキー」を同時押しすると別ウィンドウが開き、シークレットモードが使えます。
▶Macの場合:Google Chromeを起動している状態で「⌘キー+ Shiftキー+ nキー」を同時押ししてください。
ショートカットキーを覚えると、チリも積もって大きな時間の節約になります。ぜひご活用ください。
【まとめ】あなたの記事のアクセスが劇的に上がりますように
いかがでしたでしょうか?
以上、ブログタイトルの付け方でアクセスが上がる5つの方法をお伝えしましたが、もちろんブログ記事の内容に合ったタイトルであることが大前提です。
タイトルに惹かれて記事を読んでみたら全然違う内容だった…となると、もちろん検索順位は上がりません。その点はお気をつけくださいね。
ブログはタイトルの決め方で読んでもらえるかどうかが決まり、アクセス数に大きな差が出ます。
膨大な量の情報が溢れかえっている今の時代、人はタイトル(見出し)を見てその記事の続きを読むかどうかを一瞬で判断しているからです。
あなたの記事のアクセスが劇的に上がり、読んでほしいターゲットに届くことを願っています!
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大チャンス!新しい時代に子育て中のママが活躍できる副業・おすすめ在宅ワーク3選をまとめた記事はこちらです。もしよかったら読んでください。