こんにちは。HANA’SACADEMIA(ハナサカデミア) 代表の近藤英恵(はな)です。
「個の時代」「風の時代」を迎えたといわれる今、インターネットやSNSを活用することにより、個人でも “時間や場所に縛られず”、”年齢に関係なく” 自由に稼げる時代になったことを実感しています。
時代が激しく変化していく渦の中にいるわたしたち。この劇的な変化にどう適応していくかが重要です。
スポンジのように柔軟で行動力がある小中高生の起業家はすでに先を走っているので、親世代のわたしたちは時代に取り残されないよう危機感をもって行動していく必要があるでしょう。
今回は、そんな爆発的な変化の波が押し寄せていることがわかる「情報伝達力の推移」について紹介しますね。
この記事であなたに伝えたいこと
100年で情報伝達力が150万倍に!
「インフォデミック」という言葉、知っていますか?
感染症の世界的流行「パンデミック」の歴史を遡り、スペイン風邪が流行った1918~1920年の【情報伝達力】を1とした場合、SARSが流行した2002年は約2.2万倍、新型インフルエンザが流行した2009年は約17.1万倍、新型コロナウィルスが流行してる今(2020年〜)では約150万倍となります。
いま、情報は爆発的に伝染しているのです。
インフォデミックとは、ネットで噂やデマも含めて大量の情報が氾濫し、現実社会に影響を及ぼす現象のこと。
(引用:日経新聞 )
インフォデミックは「情報の急速な伝染(Information Epidemic)」を短縮した造語ですが、この情報伝達力の急速な拡張を可能にしたのは、ネットやSNSを使っている皆さまはご存知の通り「情報伝達ツールの変化」ですね。
情報伝達ツールの変化と情報伝達力の推移
(出典:デロイト トーマツ コンサルティング)
スペイン風邪が流行した約100年前、情報伝達ツールは新聞や手紙など、紙媒体がメインでした。その後、ラジオやテレビが登場し、インターネットやSNSが普及するとともに情報伝達スピードと情報コンテンツの量が劇的に増加しています。
なにが言いたいかというと、情報伝達ツールの変化によりこれだけ大きな影響力が生まれているということは、新しいツールを活用するかどうかで圧倒的な差がひらくということです。
すべてのツールにはメリット・デメリットがあり、「インフォデミック」のような副作用が生まれるケースもありますが、もちろん使い方によっては新たな可能性を大幅に伸ばすプラスの効果や利益もありますよね。
インターネット・SNSを駆使することで個人でも 時間や場所に縛られず “年齢に関係なく” 青天井で稼げる時代になりました。20代〜30代のフリーランスはもちろん、10代の小中高生起業家も目覚ましい活躍をみせているんです。
小中高生の起業家が活躍する時代へ
息子のコンドウハルキ は14歳でクリエイターとして起業しました。高校1年生の今、さまざまな法人・個人の方から受注するデザイン案件のみで平均的なサラリーマンの月収以上を稼ぎ、自立しています。
そんな息子のビジネス仲間であり、都心タワーマンションの同居人である高校生社長 キメラゴン君 は、月収300〜1,000万円を稼ぐSNSマーケターです。
日本の小中学校では「お金の教育」がきちんと行われておらず、雇われる以外の選択肢や税金の知識について乏しいまま成長したがゆえに「お金を稼ぐ」ことに対してネガティブなイメージを持つ人が少なくありません。
しかし、現実はどうでしょうか?
(詐欺など犯罪は論外なので置いておいて)基本的に「お金を稼ぐ」ということは、「世の中にいかに価値を生み出すか」へ直結します。
まったく需要がなく価値がない商品を一生懸命つくって販売しても売れないですからね。つまり、「お金を稼いでいる人」は、世の中に多くの価値あるものを提供しているということ。
インターネットやSNSの普及により、小中高生であっても、世の中に価値ある商品やサービスを提供できる時代になったのです。
既存ツールに執着したら「老害」のはじまり
「老害」とも言われる、年配者が既存ツールに執着する様子について、息子の説明がとてもわかりやすかったので紹介します。
例えば、火をつけたいとき。
目の前にライターがあるにもかかわらず、それを使わずに、木(薪)を一生懸命に摩擦して熱を起こす原始的な方法で火を起こそうとする。
「なんでライターを使わないの?」って聞くと、
「俺たちはこうやって火を起こしてきたんだ!だからこうすべきなんだ!」という。
自分たちの成功体験モデルを押し付ける大人って、こんな感じなんだよね。
(By コンドウハルキ 16歳 )
はい、おっしゃる通りです。全大人を代表して、若者たちにお詫び申し上げます。ごめんなさい。
インフォデミックが起きるほどの「情報伝達ツールの変化」は抗えない現実なので、思考停止して古いツールに固執しているとあっという間に時代に取り残されてしまうってこと、肝に銘じたいですね。
時代に取り残されないよう危機感をもって行動しよう
適応力の高い若者はすでにはるか先を走っていることを受け止め、われわれ親世代も子供たちとともに新たな挑戦をし続けていくことが必要です。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
進化論を唱えたダーウィンの言葉通り、時代の変化にいかに適応していくかが重要ですよね。
わたしも、これからの時代に取り残されないように危機感をもって行動していきます!
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