「服は自分で選ぶ!」
3歳でそう主張し始めた少女。アメリカで幼少期を過ごしたキサさんが日本の小学校に編入したとき、クラスメイトたちと自分の価値観の違いに戸惑いを感じたといいます。でも、彼女はその「違い」を隠そうとはしませんでした。
今や高校1年生。”アメリカナイズ”された彼女独自のファッションセンスを「日本の若者たちにも届けたい」という夢を抱き、すでにブランドロゴまで決定。大人顔負けの行動力で、アパレル業界の第一線で活躍する方々から積極的に学びを重ねています。
「子どもだからと諦めない。好きなことはとことんやる」
そんな彼女の覚悟が芽生えたきっかけが、『ジュニアビジネス留学』との出会いでした。
お子様の個性や夢を、どう伸ばし、導いていくべきか。その答えのヒントが、このインタビューに詰まっています。新時代の高校生のロールモデルとして、ぜひお子様の教育や子育ての参考にご覧ください。
※ジュニアビジネス留学卒業生インタビュー#1〜#5はこちら↓
この記事であなたに伝えたいこと
実際のインタビュー動画
インタビューの印象的な部分を端的にまとめた動画はこちらです。
この投稿をInstagramで見る
ジュニアビジネス留学の卒業生インタビュー詳細
それでは、インタビューの詳細をご紹介します。
アメリカ帰国子女、静岡県在住の16歳
Q:まずは自己紹介をお願いします。
「はじめまして、高校1年生(16)のキサです。
幼少期はアメリカに住んでいましたが、現在は静岡県に住んでいます。」
先輩起業家のSNSがきっかけ|ビジネスキャンプに参加を決意した理由
Q:どのようなきっかけで『ジュニアビジネス留学』を知りましたか?
「前年度にメンターとして参加していた同じ学校の先輩(エレナさん)に紹介していただいて知りました。課外活動を頑張っているエレナさんが活動の報告を載せるインスタを持っていて、それを見て話を聞いてみました。」
「将来ブランドを立ち上げたい」|起業準備を始めた高校生の決断
Q:『ジュニアビジネス留学』のサマーキャンプに参加しようと思った理由は何ですか?
「もともと昔からビジネスに興味がありました。そして、将来的にも自分でブランドを立ち上げたいという思いを持っています。そこで、少しでも今の学生のうちから起業に関する勉強が出来たらいいなと思ったからです。」
ビジネス初心者でも大丈夫?高校生が抱えた不安と向き合った体験談
Q:キャンプに参加する前に感じていた不安・悩みがあれば教えてください。
「キャンプに参加する前は、もし周りの子たちがみんなすごいビジネスに詳しい子だったら…もし自分だけがビジネスについて全然わからなかったらどうしようと思っていました。」
座学だけじゃない!アクティブラーニングで学ぶビジネス実践講座の魅力
Q:キャンプに参加してみてどうだったか感想を教えてください。
「実際に参加してみたら、周りの子から刺激を受けられる環境にとてもワクワクして、本当に楽しかったです。予想以上に勉強になりましたし、勉強だけではなくみんなが楽しめるようなアクティビティやキャンプファイヤーなどもあったりして、また絶対に参加したい!と思えるようなキャンプでした。
1日目・2日目・3日目は学生起業家講師の授業やビジネスアイデア発掘ツアーで経営者さんのお話を聞き、最終日の4日目には自分がこの3日間で学んだことを詰め込んだプレゼンテーションをするという形式で、座学だけではなく実践的な講義スタイルなので能動的に取り組むことができました。
キャンプ中、常に学べて、楽しいこともたくさんあって、本当に参加して良かったです。」
中学生起業家との出会い|年齢を超えた学びが生まれた特別体験
Q:一番楽しかったことはなんですか?
「キャンプ中全部楽しかったのですが、メンターのコンドウハルキ先生に指導をしてもらったことです。私と年齢が近いのにすでに中学生の時から起業されていてその話も聞けましたし、実際に教えてもらった際に説明がとにかく上手で、めちゃくちゃ学びも多かったことが印象的です。」
行動力が大切!アパレルブランド立ち上げに向けた具体的な一歩とは
Q:キャンプに参加した後、どんな変化がありましたか?
「まずはメンターの先生におすすめのビジネスの本を紹介してもらったので、それを買って読みました。また、行動することが大事だと学んだので、今アパレルで事業をしている人と繋がり、どのようにしてブランドを立ち上げたのか?という話や、お店のシステムなど販売のことも教えてもらいました。
9月に開催されたアパレルデザイナーさんの展示会に行ったりなど、どんどん行動して、情報をかき集めています。」
個性を強みに|日本のファッションを変えたい高校生の挑戦
Q:アパレルで将来的にブランドを持ちたいと伺っております。どうしてブランドを自分で作ろうと思いましたか?
「私は2歳から7歳までの5年間、父の仕事の関係でアメリカに住んでいました。幼少期をアメリカで過ごしたことによって価値観がアメリカナイズされたと思っています。幼い頃からファッションが大好きで3歳の頃から自分で着る服は自分で決めるようになり、アメリカに住んでいたことで、ファッションもアメリカナイズされていました。
7歳で日本に帰ってくると自分だけアメリカンな服装をしていたり、他の同い年の子ととてもファッションが違うなと実感していました。そこで、日本でもアメリカンなファッションを広めたい!と思ったのが一番はじめのきっかけです。アパレルブランドのロゴはすでに決めています。」
キャリア教育からアパレル業界リサーチまでの軌跡
Q:具体的にどんなことをしていますか?
「2年ほど前に ”Grow and Leap” というキャリア教育団体の ”My Story Project” に参加していました。そこでブランドを経営している人や起業している人にZoomを通してインタビューをしたり、自分でイベントを開催し、自分がしたいことをプレゼンし、フィードバックをもらったりする活動をしていました。
現在は、知り合いの方にアパレルやデザイン関係の仕事をしている人を紹介してもらったりしてお話を伺っています。それから、PinterestやInstagramなどを使って多様な方のファッションをみたり、実際店舗に行きいろいろな服をみています。
父と母はいつも応援してくれています。とてもいいアイデアだねと言ってくれていて、特に母はファッションが大好きなのでお揃いの服を販売して着たいなと言ってくれています。」
大学生経営者を目指して|マーケティング学習からブランド設立までのロードマップ
Q:将来の夢や今後の展望をさらに詳しく教えてください。
「今後は、大学生の間に自分のブランドを立ち上げられるように、より詳しく自分がやりたいことを分析し、行動に移していきたいです。
大学は、アパレルブランドを立ち上げるためにマーケティング、ビジネス関係に行きたいと思っています。」
ビジネス×留学×友情|全国から集まる仲間と創る未来への第一歩
Q:後輩たちにメッセージをお願いします
「『ジュニアビジネス留学』と最初に聞くと勉強ばっかりで大変とか思うかもしれませんが、ほんとに楽しく学べる場で、少人数制だから全国、世界各地から集まるいろいろな子たちと友達になれて人脈も広がります!また、メンターの先生もいい方ばかりでわからないことがあれば全部丁寧に教えてくれるので、遠慮せずにたくさん質問するといいと思います!
キャンプ中も勉強ばかりではなく、BBQやキャンプファイヤー、街中インタビューなど面白いイベントもたくさんあるので、すごく充実して楽しめるキャンプになると思います!!
自分の好きなことを仕事にできたら楽しく仕事ができるので、好きなことはとことんやってみてください。
『ジュニアビジネス留学』のキャンプは、ビジネスに興味がない子にも、ある子にもおすすめです。興味がある子はすごくモチベーションが上がるのでいいですし、興味がない子でも参加すると人脈が広がるし、授業はもちろんですがアクティビティやイベントがとても楽しいのでおすすめです。」
未来の起業家たちへ|高校生が見つけた夢への近道
2歳から7歳までのアメリカ生活で培った独自の視点を持つキサさん。その経験を「違い」ではなく「強み」に変え、自身のファッションブランド立ち上げという具体的な目標へと昇華させました。
『ジュニアビジネス留学』での学びにより、彼女の夢は「いつか実現したい想い」から「実現に向けた行動計画」へ。キャンプ後、実際のアパレル事業者との対話や展示会への参加など、具体的なアクションを起こしている姿からは、わずか4日間のキャンプが、どれほど大きな転機となったかが伝わってきます。
「好きなことはとことんやってみてください」というキサさんからのメッセージには、深い説得力があります。なぜなら彼女自身が、「ビジネスに興味がある人もない人も楽しめる」というキャンプの魅力を体現しているからです。
ビジネスの基礎知識はもちろん、全国・世界から集まる仲間との出会い、第一線で活躍するメンターからの学び、そして何より「行動することの大切さ」を体感できる場所。
あなたの「やってみたい」という想いを、具体的な一歩に変えてみませんか?
▼ジュニアビジネス留学キャンプの詳細はこちら
https://camp.hanasacademia.com/camp/