“できる”が、咲く場所。

  1. 体験談インタビュー

コンドウハルキとは?14歳で起業したクリエイターの作品と経歴

コンドウハルキが中高生時代に制作したコラージュ作品「Travel」

こんにちは、HANA’S ACADEMIAの近藤です。

ジュニアビジネス留学のキャンプには、子どもたちから「ハルキ先生」と呼ばれているメンターがいます。実は、私の長男です。

HANA’S ACADEMIAのロゴも、この公式ブログのロゴも、中学2年生でデザイナーとして起業したハルキに頼んで作ってもらったものです。できあがったロゴの花びらの意味を聞いて、思わず泣いてしまったのを覚えています。

そのハルキが中学生のころの作品を載せていたサイトを、このたび閉じることになりました。ありがたいことに、取材の前に当時の作品を探してくださる方が今も多いと聞き、ここにまとめて残すことにしました。

あわせて、母として見てきた「あの頃」のことも少しだけ書かせてください。ビジネスキャンプやオンラインコースで出会うお子さんの「好き」を、どう見守ればいいか迷っている保護者の方のヒントになればうれしいです。

コンドウハルキ(プロフィール)

  • 株式会社Harukaze 代表取締役社長/クリエイティブ・ディレクター
  • 小学2年生から4年間、フィリピン・セブ島のモンテッソーリ教育の小学校に通う
  • 中学1・2年生の夏、母が企画した「セブ島ITジュニアキャンプ」に参加
  • 中学2年生(14歳)でデザイナーとして起業
  • 17歳で月収100万円を突破、22歳で年商4億円規模の事業を運営
  • デザインスクール「デザジュク」を運営(生徒700名以上)
  • 近畿大学 講師/留学情報館 顧問
  • 著書『ズルいほど稼げるデザイナーの仕事術』(KADOKAWA・2026年7月15日発売)
  • X(旧Twitter)フォロワー4万人超

コンドウハルキとは

コンドウハルキ(22歳)。株式会社Harukaze代表のクリエイティブ・ディレクター

いまのコンドウハルキ(22歳)

コンドウハルキは、株式会社Harukazeの代表を務めるクリエイティブ・ディレクターです。中学2年生(14歳)のときにデザイナーとして起業し、いまは国内外のクリエイティブ制作と、デザインスクール「デザジュク」の運営をしています。

最新の活動は、株式会社Harukazeの公式サイトとX(@halukik_0520)で発信しています。著書の内容はKADOKAWAの書籍ページで紹介されています。

ジュニアビジネス留学では、キャンプのメンターとして子どもたちの前に立っています。小中高生にとっては、少し年上の「実際に中学生で起業した先輩」です。

経歴年表(2004年〜2026年)

年・年齢 できごと
2004年 埼玉県で生まれる
3歳〜 左目がほぼ見えない「重度の不同視弱視」と分かる。東大病院の弱視専門外来に3年間通院しながら視力トレーニングを続け、奇跡の克服
小学1年生 親子で1か月、アメリカのグラミー賞受賞アーティストの家にホームステイ
小学2年生〜 親子でフィリピン・セブ島へ。4年間、モンテッソーリ教育の現地の小学校に通う
小学5〜6年生 YouTuberを目指して、スマホで編集した動画をYouTubeに投稿しはじめる
中学1年生(2017年夏) 母が企画した「セブ島ITジュニアキャンプ」(18日間)に参加。英語でITを学ぶ
中学2年生(2018年夏) 2回目のITジュニアキャンプに参加。画像編集ソフトで写真を加工する作品づくりに夢中になる
中学2年生(14歳) デザイナーとして起業。ココナラで最初の仕事を受ける(報酬500円)
中学3年生 英検準1級に合格。夏休み明けから、学校に通わずデザインの仕事に集中することを選ぶ
2020〜2021年 SNS画像・セミナー資料・ロゴなどの制作を数多く手がける(下の作品集)
高校2年生(17歳) 月収100万円を突破
22歳(2026年) 年商4億円規模の事業を運営
2026年7月 KADOKAWAから初の著書「ズルいほど稼げるデザイナーの仕事術」を出版
現在 株式会社Harukaze代表。デザジュク運営、近畿大学講師、留学情報館顧問

高校生クリエイター時代の作品(2020〜2021年)

高校生クリエイター時代のコンドウハルキ(高校2〜3年生ごろ)

高校生クリエイター時代のコンドウハルキ

ここからは、ハルキが中学生から高校生のはじめに作った作品の一部です。当時のサイトには70点以上を載せていました。

コンドウハルキが制作したHANA'S ACADEMIAのロゴ

HANA’S ACADEMIA ロゴ(2020年制作)

HANA’S ACADEMIAのロゴです。大きい花びらはママ、小さい2枚は子どもたち。「親は後ろから見守り、子どもは前に進んでいく」という意味が込められています。

コンドウハルキが高校生時代に制作したハナマルサロン ロゴ

ハナマルサロン ロゴ(2021年)

コンドウハルキが高校生時代に制作した迫佑樹さま セミナー資料「時給10円から年商10億まで、その道のりの全てを大公開。」

迫佑樹さま セミナー資料「時給10円から年商10億まで、その道のりの全てを大公開。」(2021年)

コンドウハルキが高校生時代に制作した東京フリーランスさま「大きな起業、小さな起業」立命館大学 講演資料

東京フリーランスさま「大きな起業、小さな起業」立命館大学 講演資料(2021年)

コンドウハルキが高校生時代に制作したキメラゴンさま「SNSマーケ完全攻略セミナー」スライド資料

キメラゴンさま「SNSマーケ完全攻略セミナー」スライド資料(2021年)

コンドウハルキが高校生時代に制作した令和義塾さま ホームページのメインビジュアル

令和義塾さま ホームページのメインビジュアル(2021年)

コンドウハルキが高校生時代に制作したよこぜプレゼン部さま Xヘッダー

よこぜプレゼン部さま Xヘッダー(2021年)

中高生がプレゼンするイベント「よこぜプレゼン部」では、ハルキ自身も登壇し、その後は運営メンバーに加わりました。

コンドウハルキが高校生時代に制作したキメラゴンさま 公式LINE リッチメニュー

キメラゴンさま 公式LINE リッチメニュー(2021年)

コンドウハルキが高校生時代に制作したカイリさま 名刺

カイリさま 名刺(2021年)

このほか、Xのプロフィール画像・ヘッダー(28点)、記事のアイキャッチ(11点)、公式LINE(5点)、名刺(4点)などを制作していました。

仕事とは別に、中高生時代に作っていた作品(2019〜2021年)

デザインの仕事と並行して、ハルキは「夢中」の延長線上で作品を作り続けていました。どれも、どこにでもある写真素材をAdobe Photoshopで組み合わせたフォトコラージュです。セブ島ITジュニアキャンプで夢中になった写真の加工が、ここにつながっています。

Overprotection.(2019年)

コンドウハルキが中学3年生のときに制作した作品「Overprotection.」。芽に傘をさす大人の手

Overprotection.(2019年4月)

中学3年生になったばかりの春に作った作品です。雨を浴びるべき小さな芽に、大人の手が傘をさしています。守られた芽は雨を受けられず、枯れはじめています。画面の下には「RESTRICTION(制限)」と「FREEDOM(自由)」の文字が並びます。

ハルキはこの作品を、現代の社会問題である「過保護」を風刺したものだと説明しています。親が子どもを守ろうとすることが、かえって逆効果になることがある。過保護がゆえに、子どもの才能を枯らしてしまっている家庭がある。作品のもとになったのは、ハルキが友人たちから聞いた話でした。身近な現実を見つめた、ハルキの思いが詰まった1枚です。

母としては、ドキッとする作品でもありますね。子どもの「やりたい」に傘をさしたくなったとき、私はいまもこの作品を思い出します。

そのほかの作品

コンドウハルキが中学3年生のときに制作した作品「生命」

生命(2019年7月)

生命の神秘さと、どこか不気味さが同居する作品です。美しさの中に、少しの怖さを感じる仕上がりを目指したそうです。

コンドウハルキが中高生時代に制作した作品「サイハテノチ」

サイハテノチ

途切れた線路と、奥に置いた得体のしれない物体で「異世界感」を表現しました。手前の暗さと太陽の明るさのコントラストも見どころです。

コンドウハルキが中高生時代に制作したコラージュ作品「Travel」

Travel

旅のストーリー、冒険のワンシーンを切り取ったような、爽快感のある作品です。

コンドウハルキが中高生時代に制作した作品「treacherous」

treacherous

人の二面性、裏と表がある様子を表現した作品です。

コンドウハルキが中高生時代に制作した作品「月夜に。」

月夜に。

全体に神秘的な空気が漂うように仕上げた作品です。

コンドウハルキが中高生時代に制作した作品「森を駆ける騎士」

森を駆ける騎士

騎士の鎧は、1枚の銀のお皿の画像から作ったそうです。

コンドウハルキが中高生時代に制作した作品「LEMON」

LEMON

「人の顔をレモンにしたら面白そう」という遊び心から生まれた作品です。

「好き」を仕事にした4つの転機

1. セブ島の4年間で、「普通」がひとつではないと知った

小学2年生から4年間、親子でセブ島に暮らしました。ハルキはモンテッソーリ教育の現地の小学校に通い、私は現地で学校を運営していました。日本の常識がまったく通じない毎日でした。

実は、思い込みが外れたのは子どもより私のほうだったと思います。「こうあるべき」と思っていることが、そうではないかもしれない。この感覚を先に持てたことが、のちにハルキの選択を受け止める土台になりました。

2. 「YouTuberになりたい」を止めなかった

小学5、6年生のころ、ハルキは「YouTuberになりたい」と言い出し、スマホで編集した動画を投稿するようになりました。同じことを言う小学生は周りにもたくさんいましたが、「稼げる人なんて一握り」と止められる子が多かったと思います。

私は「めっちゃいいじゃん、やってみれば」と言っただけです。やり方は何も教えていません。本人が自分で調べて、編集して、投稿していました。この延長で、ハルキはデザインに出会います。

3. セブ島ITジュニアキャンプで、画像編集に夢中になった

「わが子に体験させたい留学プログラム」を形にしたくて、当時のグループ会社の協力を得て「セブ島ITジュニアキャンプ」を企画し、毎年夏休みに開催していました。小中学生が英語とITを集中的に学ぶ、18日間のプログラムです。

中学1年生・中学2年生の夏、ハルキは生徒として参加し、中学3年生の夏はインターンとして通訳やデザインを教える側にまわりました。1日7時間の授業と、24時間英語漬けの生活です。

このキャンプで、ハルキは画像編集ソフト(Photoshop)に夢中になりました。どこにでもある写真素材を組み合わせて、泥だらけのイノシシをファンタジー映画の生き物に、普通の馬を宇宙を駆けるペガサスに変えてしまう。キャンプで作った作品を見たときには、もう私のITスキルをはるかに飛び越えていました。

上で紹介した、仕事とは別に作っていた作品にも、このときの経験が生きていると思います。当時の作品と卒業スピーチの動画は、こちらの記事に残しています。

4. 中学2年生、500円の初仕事

中学2年生でデザイナーとして起業したとき、大手のクラウドソーシングは年齢制限で使えませんでした。自分で探したのがココナラです。

「親の名前でやれば」と言っても、自分でやりたいの一点張りでした。昼は学校と部活、夜から朝方までデザイン。たくさんの会社に営業メールを送って、ようやく受けた最初の仕事の報酬は500円でした。制作には20時間ほどかかったそうです。

母・近藤英恵から見た、中学生のハルキ

起業してまもなくの頃のコンドウハルキ(中学3年生〜高校1年生ごろ)

起業してまもなくの頃のコンドウハルキ

中学3年生のとき、ハルキから「学校に行かずに、仕事にフルコミットしたい」と相談されました。学校も楽しんでいて、成績もよかったので、正直に言うと、親としてどうするのが ”正解” なのかわからず悩みました。

本人に、なぜそうしたいのかを話してもらいました。深く考えていて、決意も固いことが、言葉からも、すでに始めていた行動からも伝わってきました。だからこそ、「この選択の先にどう転がっても応援しよう」と、全面応援に振り切りました。

いま振り返ると、大事だったのは才能ではなく、「この人は反対しない」という安心を、小さいころから少しずつ重ねてこられたことだったと思います。子どもが突拍子もないことを言い出したとき、それがすぐ仕事になるかどうかはいったん置いておく。何かにつながるかもしれないと思って見守る。あのときの点と点が、あとから線になることがあります。

好きなことは、出会わないと好きかどうかも分かりません。子どもが自分だけの力で「夢中」に出会うのは、大人が思う以上にハードルが高いと思います。その出会いや経験を用意できるのは、親だと思っています。

ハルキが「夢中」に出会えたのは、セブ島ITジュニアキャンプという場があったからだと思います。

だからこそ、いま私が運営しているジュニアビジネス留学でも、子どもたちが夢中になれるものに出会うきっかけを用意しています。ビジネスキャンプやオンラインコースで子どもたちの指導や伴走をしているのは、10代から20代前半の起業家メンターたちです。親の言葉より、少し年上のカッコいい先輩の一言のほうが、子どもの心にまっすぐ届くことがあるから。ハルキも、そのメンターの一人です。

よくある質問

Q. コンドウハルキさんとは、どんな人ですか?

A. 株式会社Harukazeの代表を務めるクリエイティブ・ディレクターです。中学2年生(14歳)でデザイナーとして起業し、現在はクリエイティブ制作とデザインスクール「デザジュク」の運営をしています。KADOKAWAから著書『ズルいほど稼げるデザイナーの仕事術』を出版しています。

Q. 何歳で起業しましたか?

A. 中学2年生、14歳のときです。ココナラで最初の仕事を受け、報酬は500円でした。

Q. セブ島ではどのように過ごしましたか?

A. 小学2年生から4年間、親子でフィリピン・セブ島に暮らしました。モンテッソーリ教育の現地の小学校に通い、母の近藤英恵は現地で学校を運営していました。日本とは常識の違う環境で育ちました。

Q. デザインを始めたきっかけは?

A. 中学1・2年生の夏に参加した「セブ島ITジュニアキャンプ」です。母の近藤英恵が企画した、英語とITを学ぶ18日間の短期留学で、画像編集ソフトを使った作品づくりに夢中になりました。その後、中学2年生でデザイナーとして起業しています。

Q. 中学・高校時代、どんなデザインの仕事をしていましたか?

A. Xのプロフィール画像・ヘッダー、セミナーのスライド資料、ロゴ、記事のアイキャッチ、公式LINEのリッチメニュー、名刺などです。2020〜2021年だけで70点以上の作品を公開していました。

Q. ジュニアビジネス留学との関係は?

A. 母・近藤英恵が代表を務めるHANA’S ACADEMIAの「ジュニアビジネス留学」で、ビジネスキャンプやオンラインコースの講師・メンターをしています。HANA’S ACADEMIAのロゴも、ハルキが作ったものです。

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近藤英恵

この記事を書いた人

近藤英恵(こんどう はなえ)

HANA'S ACADEMIA代表。セブの語学学校で校長として学校運営に携わり、その後は留学エージェントとして世界8カ国への親子留学・ジュニア留学をサポート、あわせて14年。母子3人でセブへ4年間教育移住した経験をもとに、小中高生の起業家教育プログラム「ジュニアビジネス留学」を運営しています(受講者378名以上)。

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