「うちの子、人前で話すのが苦手で…」
説明会や個別相談で、いちばんよく聞くお悩みのひとつです。
実は、この夏メンターに応募してくれた卒業生の一人も、面接の場でこう言いました。
「私は学校では、人前で発言するのが苦手です」
そのお子さんは、ジュニアビジネス留学のキャンプに7回参加してくれた中学2年生。今回、後輩の参加者を支える側に回ることになりました。
この記事では、2026年8月に行ったメンター面接で、中学2年生の卒業生2人が語ってくれたことを、できるだけ本人の言葉のままお伝えします。
- お子さんがキャンプで何を受け取って帰ってくるのか、卒業生本人の言葉で知りたい方
- 「メンター」がどんな存在なのか、参加前に知っておきたい方
- キャンプとオンライン、どちらから始めるか迷っている方
5分ほどで読めます。
この記事であなたに伝えたいこと
ジュニアビジネス留学の新しい役割「ブリッジメンター」とは
まず、今回の面接の前提から。
ジュニアビジネス留学では、これまで高校生起業家や若手経営者、世界のトップ大学で学ぶバイリンガルの学生をメンターとしてお迎えしてきました。参加するお子さんにとって、少し年上の「憧れの人」がいちばん近くにいる。それがこのプログラムの核だと思っています。

いちばん近くにいる、少し年上のメンター(第13期キャンプ)
そこに今回、卒業生から「メンターをやりたい」という応募が届きました。しかも2人とも、まだ中学2年生です。
実は、運営側で一度立ち止まりました。中学生に大きな責任を負わせることは、私たちの望むところではありません。でも、この2人にしか見えていない視点があるのも確かでした。
そこで、新しい役割をつくりました。名前は「ブリッジメンター」。
- 小中高生の参加者と、メンターの間に立つポジション
- 大人のメンターよりも、参加者の気持ちがわかる。その視点でプログラムに意見を出してもらう
- 参加者とメンターの橋渡し役として、企画などに関わってもらう
- 安全面や重い責任は、これまでどおり大人のスタッフ・メンターが持つ
条件は、夏と冬、両方のキャンプに参加した経験があること。夏のセブ島と冬の国内キャンプではプログラムの組み立てが違うので、両方を体験した子でないと、参加者の側から見た「全体像」が語れないからです。
この記事に登場する2人は、この条件を満たした最初のブリッジメンターです。
ミクさん(中学2年生・キャンプ参加7回)「今度は自分が返す番」
面接の冒頭、応募の理由を聞くと、ミクさんは3つに分けて話してくれました。以下は本人の言葉です。
① 学校では得られない経験があった
まず1つ目は、キャンプに参加するたびに、普段の学校生活では得られないような貴重な経験をさせてもらっていたからです。学校では聞くことのできない話を聞くことができたし、新しい知識や考え方を学ぶこともできました。
私は学校では人前で発言するのが苦手です。でも、キャンプでは、普段よりも積極的に自分の意見を伝えることができました。周りの人からそれに対する意見をもらって、自分自身もさらに成長することができました。

セブ島でも国内でも、最終日はプレゼン発表(第11〜13期キャンプ)
② キャンプだからこそ出会える人がいた
2つ目は、キャンプだからこそ出会える人がいたからです。キャンプでできた友人たちは、ただ仲がいいだけの存在ではなくて、新しいアイデアや視点、デザインの仕方など、毎回新たな気づきを与えてくれました。自分一人では思いつかなかった考えを知ることができました。

キャンプでできた仲間と(第11期セブ島キャンプ)
③ 憧れのメンターがいた
最後の理由は、メンターやスタッフの方々のサポートによって、自分自身が成長できたからです。個人のプレゼンでもチームのプレゼンでも、どうしたらもっと良くなるかをみんなで一緒に考えて、ヒントを教えてくださいました。普段の生活のことでも、キャンプの中のことでも、どんな悩みでも気軽に相談できる環境を作ってくださるメンターの方に憧れを持ったので、そんな存在になりたいと思いました。
これまで私はジュニアビジネスキャンプで、経験と出会いと、いろんな方のサポートを通して成長してきました。だから今度は自分がメンターとして、自分がもらったものを次の参加者に返していきたいと思いました。
聞きながら、胸が熱くなりました。
ミクさんが初めて参加したときのことを、私はよく覚えています。当時はまだ小学4年生で、私からすればずっと「かわいいな」と見ていた子です。それが7回のキャンプを経て、いま、後輩の面倒を見る側に立とうとしている。
「メンターになりたいと思ったきっかけは?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。
きっかけというのは特にないんです。でも毎回参加するうちに、メンターの人たちとの距離が近くなって、サポートしてもらって、徐々に「メンターになりたいな」「もっとこのキャンプを支えられたらいいな」という気持ちが芽生えてきました。
一度の体験で変わったのではなく、何度も同じ場所に戻ってくるうちに、少しずつ立ち位置が変わっていった。この話を聞いて、私たちが「卒業は、はじまりだった」と言い続けてきた意味を、改めて教えてもらった気がします。
アンジュさん(中学2年生・キャンプ参加3回)「3回目で、メンターの裏側が見えた」
もう一人のアンジュさんは、昨年の夏のセブ島、昨年の冬の国内キャンプ、そして今年の夏のセブ島と、3回参加してくれた卒業生です。今年の夏はMVPを受賞しました。英語と日本語の両方を使えるバイリンガルで、レクリエーションやダンスの振り付けにも自分から手を挙げてくれる子です。
応募の理由を聞くと、こう話してくれました。
私は、日本語と英語の両方でメンターの役割ができること、それから、小さい子どもたちの面倒を見たり教えたりするのがすごく好きです。キャンプのメンターさんたちに本当に憧れているので、メンターさんたちみたいに優しくて、教えるのが上手になりたい。最年少メンターなので、年齢がすごく近い、何でも相談できて何でも話せるメンターになれたらいいと思います。
面白かったのは、「メンターに憧れ始めたのはいつ?」という質問への答えです。
たぶん今年の夏です。3回目だと、キャンプの仕組みやパターンがわかってきたし、メンターさん一人ひとりのこともわかってきて、「裏でこういうことをしているんだ」というのが見えました。
メンターさんたちは、昼間は小さい子たちと元気いっぱい一緒に遊んでくれて、でも裏では本当にいろいろなことを頑張っていて。1回目、2回目まではそれを知らなくて、後ろでこういうことをしているんだとわかって、本当にすごいなと思いました。こんなに若いメンターなのに。

昼間は子どもたちと全力で遊ぶメンターたち
1回目、2回目では見えなかったものが、3回目で見えた。
これは、メンターの側が変わったのではなく、アンジュさん自身が成長して、見える範囲が広がったのだと思います。参加者としてプログラムを受け取るだけの段階から、それを支えている人たちの動きまで目に入る段階へ。この変化を、本人の口から聞けたことが、私にはいちばんの収穫でした。
面接で聞いた、キャンプの「本音」
せっかくの機会なので、面接では現役メンターのYurikaさん(卒業生メンター)から、2人に率直な質問もしてもらいました。検討中の保護者の方にとって参考になりそうな部分を、いくつかご紹介します。
「今のメンターやキャンプに、足りない部分はある?」
ミクさんの答えは「メンターたちが近い距離で接してくれるので、キャンプ中の悩み事がないくらい、毎回満足しています」でした。
「アイデアが出ない子には、どう声をかける?」
ミクさんは「私もアイデアを出すのは苦手で、毎回迷います」と前置きした上で、「街探検で見つけたことや、自分が普段困っていること、開催地の有名なものを伝えてあげたい。その子が楽しいと思えること、得意分野を活かせることを一緒に探したいです」。
アンジュさんは、昨年の冬キャンプで自分がギリギリまでアイデアが出ずに焦った経験を話してくれました。「最優秀賞を取った子のアイデアはシールでした。難しいことを思いつかなくても、シンプルで簡単なものでも全然いい。自分の近くにあるもの、自分の地域のいいところをヒントにしたらいいよ、と伝えたいです」。

チームでアイデアを出し合う時間(第11期セブ島キャンプ)
「自分が一番貢献できることは?」
アンジュさんの答えは「英語のアクティビティ」でした。「テーブルに座って話すより、小学生の子たちはアクティブなことのほうが楽しいと思います。ゲームで英語を学ぶような、英語が得意な子もそうでない子も楽しめるアクティビティをやってみたいです」。

発表前、タブレットで資料を最終チェック(第13期キャンプ)
どの答えにも共通しているのは、自分が参加者として困ったことを、そのまま次の子への声かけに変えようとしていること。これは、大人のメンターにはできない種類のサポートだと思います。
「憧れる側」から「憧れられる側」へ。この循環をつくりたかった
面接の最後に、私はこんな話をしました。
メンターに憧れる子をたくさん生み出したい。子どもたちに憧れられるような、スキルだけでなく志や人柄が魅力的なメンターを集めたい。そして、そんなメンターから学んだ子が、自分もあの人みたいになりたいと努力してメンターになって、次の子に憧れられる存在になる。この循環をつくることは、ジュニアビジネス留学を始めたときからの目標でした。
今回の2人は、まさにその循環の中から手を挙げてくれた子たちです。

第13期キャンプの参加者とメンター
キャンプに来たお子さんは、最初は全員「教わる側」です。でも、何度か同じ場所に戻ってくるうちに、少し年上の子の背中を見て、いつの間にか自分もその背中になっている。才能があったからではなく、そういう環境ときっかけがあったから。私はそう思っています。
もし、お子さんが「人前で話すのが苦手」だとしても、それはキャンプに来られない理由にはなりません。ミクさんは今も「学校では苦手」と話していました。それでもキャンプでは、自分の意見を伝えることができた。必要なのは性格を変えることではなく、相談できる少し年上の誰かがいる環境だと思っています。
【ジュニアビジネス留学の実績】
- 5年で累計378名が参加(キャンプ・オンラインの合計)
- 2023年、YouTube番組「令和の虎」に出演し、完全ALL達成(審査員全員から出資のオファー)
- 夏はセブ島、冬は国内各地でキャンプを開催。オンラインコースは小学1年生から高校3年生まで全国から受講可能
よくあるご質問
Q. ブリッジメンターとは何ですか?
A. 夏と冬の両方のキャンプに参加した卒業生が、参加者とメンターの橋渡し役を担う新しい役割です。参加者に近い目線でプログラムなどに意見を出したり、企画に関わったりします。安全面や運営の責任は、大人のスタッフ・メンターがこれまでどおり担います。
Q. メンターはどんな人がなっているのですか?
A. 実際にビジネスをしている学生起業家や、世界のトップ大学で学ぶバイリンガルの学生が中心です。そこに今回から、卒業生のブリッジメンターが加わります。運営スタッフは全員が親子留学・海外移住の経験者です。
Q. 初めての参加でも、メンターに相談できますか?
A. はい。キャンプは小学校低学年チーム・高学年チーム・中高生チームなど少人数のチーム制で、各チームに担当メンターがつきます。面接で2人が話していたとおり、「どんな悩みでも気軽に相談できる」ことを、私たちはいちばん大切にしています。
Q. うちの子もブリッジメンターになれますか?
A. 夏と冬、両方のキャンプに参加した経験のある卒業生が対象です。片方だけの場合は、もう一方に参加した後にご相談ください。募集の詳細はメンター募集のページをご覧ください。
次のキャンプ、そしてオンラインで
ミクさんとアンジュさんが最初に活躍してくれるのは、2026年12月のクリスマスキャンプ(第14期・つくば)です。第14期キャンプは第1回説明会のあと早々に満員となり、現在は公式LINEでキャンセル待ちを受け付けています。
これから参加を考えてくださる方には、次の3つをご案内しています。
- 第14期つくばキャンプ(2026年12月25日〜28日):キャンセル待ちを公式LINEで受付中
- 第15期セブ島キャンプ(2027年7月31日〜8月8日開催予定):優先案内をご希望の方は公式LINEへ
- オンラインコース(小学1年生〜高校3年生):自宅から、いつでも始められます。キャンプで見つけたテーマを、オンラインで続けていく子もいます
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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いつか、あなたのお子さんが「メンターになりたい」と言ってくれる日が来ますように。

